オニオングラタンスープは、なぜグラタンなのかは仕上げにオーブンで表面を焦がすというグラタンという調理法で料理しているからです。
今回、オニオングラタンスープを夕飯に作った所、子どもにスープなのになぜグラタンなの?と聞かれたことから調べてみました。
グラタンと言えば、ホワイトソースをかけて、とろけるチーズをのせてオーブンで焼く料理をイメージしますよね。
でも、グラタン発祥のフランスでは、オーブンで表面を焦がす調理法を用いた料理はすべてグラタンになるのです。
そこで、今回はオニオングラタンスープはなぜグラタンなのか、食パンでも代用できるのかについて紹介します。
また、土鍋でオニオングラタンスープを作った体験談とオニオングラタンスープに合う献立についても紹介しています。
オニオングラタンスープはなぜグラタンなの?
オニオングラタンスープがなぜグラタンなのかは、仕上げにオーブンで表面を焦がす調理法で料理しているからです。
オニオングラタンスープって、玉ねぎのスープですよね。
なのに、玉ねぎのスープなのになぜグラタンなのかって子供に聞かれました。
確かに!と私も思いましたので調べてみました。
グラタンとは、オーブンを使って表面を焼いて仕上げるという調理法を用いた料理の事です。
わたしは、グラタンと言えば、マカロニやペンネなどのパスタと魚介類や鶏肉などにホワイトソースをかけて、とろけるチーズをのせてオーブンで焼く料理だと思っていました。
グラタンは、フランス料理においては、オーブンなどを使用して表面を焦がすように調理する調理法と、この調理法で仕上げた料理の両方の意味があるそうです。
よって、このオーブンで表面を焦がす調理法を用いた料理はすべてグラタンと呼べるのです。
例えば、フルーツを使ったデザートだとしても、オーブンで焼き色を付けて仕上げるのならフルーツグラタンと呼ばれるのです。
オニオングラタンスープは食パンで代用できる?
オニオングラタンスープは、フランスパンの代わりに食パンで代用できます。
ちょっと厚切りの食パンを、トースターでカリッと焼けばフランスパンにも負けないくらい美味しいオニオングラタンスープが出来上がります。
厚切り食パン(4枚切り)を、9等分してトースターで焼いてスープの上に浮かべ、チーズを乗せてオーブンで焼くだけです。
食パンは、8枚切りでももちろん代用できますが、オニオンスープを染み込ませてて食べるのに美味しいのは、厚切り食パンですね。
土鍋でオニオングラタンスープを作る
土鍋でオニオングラタンスープを作ると、土鍋ごと食卓に乗せられるので、家族みんなで食べられるうえ、体も部屋も暖まります。
オニオングラタンスープを作る時のポイントは、飴色玉ねぎです。
でも、飴色玉ねぎを作るのは時間がかかって大変ですよね。
そこで、わたしは、時短で飴色玉ねぎを作るために薄く切った玉ねぎをレンジで4~5分チンしてから、土鍋にバター8gを入れ中火で炒めました。
土鍋の周りが、少し焦げで来たら細火にして焦げを取るように玉ねぎを混ぜました。
それを繰り返して、玉ねぎが飴色になったら、土鍋8分目まで水を入れてコンソメとチキンコンソメを1個ずつ入れて塩コショウで味を調えました。
でも、土鍋では、オーブンで表面を焦がす調理法が出来ないので、正式には土鍋でオニオングラタンスープ風になってしまいます。
フランスパンを適当な大きさに切って、トースターに並べてとろけるチーズをのせて焦げ目がつくまで焼きました。
そして、熱々に煮立てた土鍋のオニオンスープの上にチーズバケットを乗せて土鍋でオニオングラタンスープを作りました。
土鍋でオニオングラタンスープを作って失敗だったところ
オニオングラタンスープを食べる直前に、土鍋いっぱいにオニオンスープにチーズバケットを乗せて食卓に出したのですが、チーズバケットがスープを全て吸い尽くしていました。
飴色玉ねぎと、スープを吸ったチーズバケットになってしまいました。
土鍋でオニオングラタンスープを作る時は、チーズバケットは別皿に乗せてスープ皿にオニオンスープをよそってから、各自でチーズバケットを乗せて食べる方が良かったようです。
また、スープの水は適量入れましたが、バケットがスープを吸ってしまうので、結構多めに水を入れて作った方が良いですよ。
でも、食卓の部屋も暖まり、体も心も土鍋のオニオングラタンスープで暖まりました。
オニオングラタンスープの献立
オニオングラタンスープ の献立には、お肉系のおかずとサラダが合いますね。
オニオングラタンスープって、フランスパンが入っているので主食にもなり得ますよね。
そう考えると、後は主菜と副菜があれば立派な献立になりますね。
我が家では、オニオングラタンスープを作ったとき、主菜にから揚げをしてコールスローサラダにしました。
オニオングラタンスープを作るのに手間がかかるので、主菜と副菜は出来るだけ簡単な方がいいと思います。
オニオングラタンスープの主菜には、他にもチキンのトマト煮とか、チキンピカタなどトマト味のものも合うと思います。
また、ハンバーグやステーキも合うと思います。
でも、やっぱり出来るだけ簡単な物がいいので、焼いて塩コショウするだけのチキンソテーやポークソティーなどがいいですね。
オニオングラタンスープの副菜には、サラダもいいですがポテトフライをつけ合わせてもいいです。
そして、主菜・副菜が一緒になったお肉系のサラダならオニオングラタンスープを作ったら1品作るだけになります。
ローストビーフサラダや、生ハムサラダ、しゃぶしゃぶサラダなどがあれば、オニオングラタンスープだけでも立派な献立になりますよ。
他には、オニオングラタンスープにカレーとサラダだったり、カニクリームコロッケを付け合わせるという方もおられるようです。
オニオングラタンスープは、主食にもなりますが主食を付け合わせるとしたら何がいいのでしょうか。
わたしは、オニオングラタンスープはご飯でもパスタでも合うと思います。
ただ、オニオングラタンスープにはパンが入っていますので、主食も食べるなら少な目がいいですね。
それなら、ミニおにぎりもいいですし、主菜の付け合わせで少量のパスタを使うのもいいと思います。
パンにするなら、食パンやフランスパンをカリッと焼いておいて、オニオングラタンスープに浸して食べるのが◎です。
オニオングラタンスープはなぜグラタンなの?のまとめ
オニオングラタンスープがグラタンなのは、仕上げにオーブンで表面を焦がすというグラタンという調理法で料理しているからなのですね。
オニオングラタンスープも、仕上げにフランスパンととろけるチーズをのせてオーブンで表面を焦がして出します。
何も、ホワイトソースとマカロニを使っていなくてもオーブンで表面を焦がすという調理法で料理をすればグラタンになるという訳です。
オニオングラタンスープもフルーツグラタンも、オーブンで表面を焦がすという調理法で料理しているという事です。
オニオングラタンスープには、フランスパンを乗せますが、フランスパンがいつもあるわけではないので、代用として食パンを使っても美味しいですよ。
我が家では、土鍋でオニオングラタンスープを作りますが、土鍋ごとオーブンに入れられないので、パンにチーズをのせてトースターで焦がしています。
土鍋での、オニオングラタンスープはグラタンとは言えないかもしれませんが、部屋も体も暖まるので、冬の節電にも役立ちそうな気がしました。