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父の日日本はいつから始まった?由来や起源になぜ黄色いバラなのかについて紹介する

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母の日は5月の第2日曜日としてよく知られていますが、父の日の日程は忘れがちな方も少なくないでしょう。

この度は、父の日がいつ頃日本で始まったのか、その起源や背景についてご紹介いたします。

また、2024年の父の日はいつなのか?日本に広まった時期やなぜ黄色い花を贈るようになったのかも紹介します。

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父の日2024年はいつ?

父の日は、父親への感謝を表す特別な日です。

日本では父の日は毎年6月の第3日曜日に設定されており、2024年では6月16日がその日にあたります。

父の日は世界中で祝われていますが、祝う日は国によって異なります。

たとえばアメリカ、イギリス、フランス、カナダ、中国では、日本と同じく6月の第3日曜日が父の日になっています。

一方で、カトリックの影響が強いイタリアやスペインでは3月19日の聖ヨセフの日が父の日になっています。

オーストラリアやニュージーランドでは、9月の第1日曜日が、韓国では5月8日の「オボイナルの日」が父の日になっています。

台湾では、8月8日が、フィンランドでは11月の第2日曜日が、そしてロシアでは2月23日の「祖国防衛の日」が父の日になっています。

これらの日には、父親や男性に対する敬意と感謝が表されます。

日本の父の日の由来と起源

日本での父の日は、アメリカのソノラ・スマート・ドットによる提案が始まりとされています。

ソノラは1882年にワシントン州で生まれ、農業を営む父ウィリアムのもとで育ちました。

16歳の時に母エリザベスが亡くなり、ソノラの父は単身で6人の子供を育て上げました。

彼女の父は、子供たちが成人するまで一人で家事と育児をこなし、再婚もせずに一生を終えました。

ソノラは母の日が存在することを知り、父親に感謝の日を設けるべきだと考え、1909年にその提案を牧師協会へと申し入れました。

1910年の6月19日に、父の日を祝う最初の式典が行われました。

当初は6月5日の開催を予定していましたが、準備の遅れにより19日にずれ込みました。

その年の6月19日が偶然第3日曜日だったことから、父の日は6月の第3日曜日として定着しました。

1916年には、当時のアメリカ大統領であったウッドロウ・ウィルソンが父の日を公式に認めようと試みましたが、議会からの十分な支持を得られずに終わりました。

ウッドロウ・ウィルソン大統領は、1914年に「母の日」を公式に制定したことで知られています。

正式に父の日が認められたのは1966年、リンドン・ジョンソン大統領が6月の第3日曜日を父の日とする大統領令に署名したことによります。

そして1972年、リチャード・ニクソン大統領によって父の日が国民の祝日として確立されました。

父の日日本でいつから始まった?

父の日は1950年頃にアメリカから日本に伝わりましたが、初めはあまり広まりませんでした。

これに対し、明治時代末期に伝わった「母の日」は既に日本全国で親しまれていました。

日本で父の日が広く認知されるようになったのは、1981年に日本ファーザーズ・デイ委員会が設立されてからです。

この団体は、父の日を国民的なイベントとして推進し、父親の似顔絵コンクールや作文コンクールを開催しました。

ベスト・ファーザー賞を授与するなどの活動を通じて、父の日の認知度と盛り上がりを促進しました。

また、1980年代に入ると、デパートなどが商業的なイベントとして父の日を取り入れ、母の日同様にプレゼントを贈る風習が広まりました。

母の日が明治時代末期に始まり、1949年ごろには既に一般的な行事となっていたことを踏まえると、父の日が日本で定着するのはそれから約30年後ということになります。

なぜ黄色い花を贈るようになったのか?

母の日にはカーネーションの贈り物が一般的ですが、生存している母親には赤いカーネーション、故人である場合は白いカーネーションを選ぶのが一般的になっています。

一方、父の日には黄色いバラを贈る習慣があります。

この風習の背景には、父の日の創始者ソノラが父の墓前に白いバラを捧げたことが由来しています。

アメリカでは、父親が生存している場合は赤いバラを、亡くなっている場合は白いバラを贈るという、母の日のカーネーションに似た色の慣習があります。

日本ではバラの色に特定の意味を持たせる習慣は特にありません。

が、黄色いバラが父の日のギフトとして選ばれることが多いのは、「日本ファーザーズ・デイ委員会」による「父の日黄色いリボンキャンペーン」の影響が大きいとされています。

このキャンペーンでは「ベスト・ファーザーイエローリボン賞」が設けられ、優れた父親像を持つ著名人が表彰されます。

このイベントのイメージカラーが黄色であることから、父の日に黄色いバラや黄色いリボンを使用する習慣が広がりました。

黄色は幸福や信頼、愛や尊敬を象徴する色とされ、これが父の日のイメージカラーに選ばれた理由です。

父の日の贈り物は?

フラワーギフト

母の日にカーネーションが定番であるように、父の日には黄色いバラが一般的に贈られる花として定着しています。

黄色いバラ以外にも、「憧れ」「尊敬」「愛情」を意味するヒマワリを選んでみるのも良いでしょう。

他にも、ガーベラや、アンスリウム、ベゴニアの花鉢なども、父の日のプレゼントに選ばれることが多いようです。

父親の好きそうなもの

父親の好きな食べ物や飲み物は、父の日のギフトとして非常に人気があり、定番の選択肢の一つとなっています。

また、父親の趣味や生活様式に合わせた実用的なアイテムも、父の日のプレゼントとして好まれます。

さらに、母の日と父の日を同時に祝うのも素敵なアイデアです。

両親が共に楽しめるような旅行券やペアの商品、レストランのギフト券などを選ぶことで、永遠の仲良しでいてほしいという願いを込めることができます。

父の日日本はいつから始まった?のまとめ

家庭での日々の奮闘は、お父さんもお母さんも同じですが、子どもたちが日常的に目にするのは、より身近で支えてくれるお母さんの姿が多いかもしれません。

お母さんへの感謝の機会は多く設けられていますが、お父さんの働く姿は子どもたちにとって見えにくいことがあります。

そのため、父の日が母の日ほど注目されないことがあるかもしれませんが、お父さんも家族のために日々尽力していることに変わりはありません。

父の日は、そんなお父さんへの感謝の気持ちを改めて伝える絶好の機会です。この日には、普段言えない感謝の言葉を伝えてみましょう。

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