2024年の多古町あじさい祭りについての情報をお届けします。
この祭りは栗山川沿いに位置するあじさい遊歩道で開催され、約1万株のあじさいが見頃を迎える6月に行われます。
地元住民はもちろん、外から多くの観光客が訪れ、自然豊かなこの地で様々なイベントが盛り上がります。
伝統的な「城下町会場」では、多古町特有の農産物や加工品が販売され、文化や歴史を感じさせる多様な催しが開かれます。
注目のイベントとして、「多古米献上行列」があり、高品質な地元米「多古米」を殿様に献上します。
また、あじさい公園での献上式典、楽しいコンサート、キャラクターショー、そしてあじさいで彩られた栗山川でのサッパ船遊覧など、多彩なプログラムが予定されています。
2024年の多古町あじさい祭りの詳しい日程、見どころ、開花状況、そして駐車場情報など、こちらで詳しくご案内しますので、ぜひご参加ください。
多古町あじさい祭り2024年の見頃時期や開花状況と開催日程
栗山川沿いのあじさい公園では、約1万株のあじさいが約2kmに渡って咲き誇ります。
多古町のあじさいの見頃の時期は通常、5月の中下旬から開花し始め6月中旬から6月下旬にかけてです。
多古町あじさい祭り2024年の日程
ふるさと多古町あじさい祭り2024 | |
開催期間 | 2024年6月8日(土)~6月18日(火) ※あじさいセレモニー:6月9日(日) 09:00~15:00 荒天中止 |
開催場所 | あじさい公園 住所:〒289-2241 千葉県香取郡多古町多古1069-1 |
入場料 | 入場無料 ※さっぱ船の遊覧:中学生以上300円、小学生100円が必要(未就学児無料) |
お問い合わせ | 多古町役場 産業経済課内 TEL:0479(76)5404 |
多古町の天気予報と服装のアドバイス
出かける前には、多古町周辺の天気予報や気温を確認することをお勧めします。
快適に過ごすための装いを選んで、お出かけください。
春から初夏にかけては気温が変動しやすい時期ですので、適切な服装選びが大切です。
朝晩の涼しさに備えて、カーディガンや薄手のジャケットを持参することをお勧めします。これにより、寒暖差に柔軟に対応できます。
さらに、晴れた日の強い日差しには、日焼けを防ぐため帽子やサングラスを持っていくと良いでしょう。
これらの小物は、紫外線対策にも効果的です。
多古町あじさい祭りの主なイベント
多古米奉納式典は10時からあじさい公園で開催されます。
その後、11時に始まる多古米振舞行列は、あじさい公園を出発し、11時30分に中心商店街に到着します。
この行列では、農民たちが来場者に多古米の精米を無料で提供します。
祭りの開始を飾るのは、殿様や奥方、侍に扮した町民が舞台で行う華麗な式典です。
また、祭りのハイライトである「多古米振舞行列」には約600人が参加し、多古町の名産「多古米コシヒカリ」を振舞います。
参加者は江戸時代の衣装をまとい、米俵や大八車を引いてあじさい公園から中心商店街まで行進します。
さらに、郷土芸能の披露やコンサート、さっぱ舟遊覧など多彩なイベントが予定されており、地元特産品の即売も楽しめます。
昨日、多古町で開催されていたあじさい祭りに行ってきました!とても盛況でした😁
あと最近聞いているたこみんFMにも参加させて頂き、パーソナリティーのなるちゃんとお話し出来て楽しかったです♫最後に写真撮ってもらったけど、なんとかして写真貰いたいです(笑)#たこみん#たこみんFM pic.twitter.com/cO2664bReL
— がてつ (@gatetsu0424) June 12, 2023
多古米奉納式典
あじさい祭りのクライマックスとなるメインイベントは、多古城主が家臣や地元の農民を集めて行う開式の儀式です。
この式典では、地域共同体の結束を象徴する壮大な祭りの開始が宣言されます。
多古米振舞行列
約600人の農民が、米俵を担いで町を練り歩く壮大な光景が見られます。
この行列はリバーサイド会場から出発し、城下町会場に到着すると、来場者に多古米の精米が振舞われます。
この行列は、江戸時代に多古米を将軍家に献上した歴史的な儀式を再現したものです。
参加者は江戸時代の農民、侍、名主の衣装を身にまとい、米俵を大八車や小船に積み込み、栗山川沿いを進みます。
さらに、子供たちの鼓笛隊のパレードや地元のお囃子の演奏が、この歴史的な行列に彩りを加えます。
栗山川で船に積まれた多古米と共に、満開のあじさい、川沿いの景色、そして緑豊かな田んぼが絶妙に調和し、非常に美しく風情ある光景を作り出します。
多古町のあじさい遊歩道
栗山川沿いの約2kmにわたって、約1万株のあじさいが植えられており、これが全国でも有数の紫陽花の見どころとなっています。
毎年、あじさいは新たに花を増やし、初夏には紫や白、薄紅色の花が連なり、鮮やかな花の道を形成します。
春には菜の花、秋にはコスモスがこの地を彩り、四季を通じて訪れる人々に美しい光景を提供します。
特に6月は、この遊歩道があじさい祭りの活気に満ちあふれ、地元の人々や訪問者が釣りやバードウォッチングを楽しむ姿も見られます。
このように、栗山川の遊歩道は多彩な自然と活動の場として人々を魅了しています。
あした6月11日(土)~6月19日(日)まで開催される『第38回ふるさと多古町あじさい祭り』の会場を訪れました。
場所は『道の駅多古あじさい館』沿いの『栗山川あじさい遊歩道』の辺りになります。期間中は約1万株の紫陽花がライトアップされて照らし出されるとの事で幻想的な雰囲気に包まれそうですね😊 pic.twitter.com/ndynqVKsaY
— 【公式】みつはしさん☀ダイエット中。 (@palet0433055053) June 10, 2022
多古町あじさい祭りへの駐車場とアクセス方法
駐車場について
当日、リバーサイド会場周辺は非常に混雑が予想されるため、訪問者の便宜を図るために周辺には多くの臨時駐車場が設けられています。カーナビゲーションの設定は「多古町役場」を目的地として入力してください。
第39回ふるさと多古町あじさい祭りの臨時駐車場案内ページを参照してください。
アクセス方法
電車・バスを利用する場合
●多古町循環バス(多古ルート、久賀ルート、常磐ルート、中ルート)であじさい公園下車です。
●空港第2ビル駅から多古-成田空港間シャトルバス(多古行)を利用し、道の駅多古で下車後、徒歩約5分です。
●芝山千代田駅から徒歩約2分の距離にある整備地区バス停からも同じシャトルバスに乗車、道の駅多古で下車後、徒歩約5分です。
●JR成田駅からJRバス(多古行・八日市場行)を利用し、多古新町で下車後、徒歩約25分です。
●JR八日市場駅、JR横芝駅、またはJR佐原駅からのバスサービスもあります。
高速バスを利用する場合
東京駅から東関東自動車道を利用する高速バス(多古・匝瑳方面行)に乗り、道の駅多古で下車、徒歩約5分です。
自動車を利用する場合
東関東自動車道成田IC、大栄IC、または銚子連絡道路の横芝光ICから約20分。
交通規制情報
多古町仲町通りは、10:00~14:30の間、通行止めとなります。この影響で一部バス停が利用できなくなるため、迂回路の利用が必要です。
多古米振舞行列の実施により、11:00~13:00の間、町内の一部が片側通行となります。
古町の特産品「多古米」について
よく、「市場には美味しいお米が出回らない」と言われますが、多古町の「多古米」についてはご存知でしょうか?
多古町の米は、その高品質から古く江戸時代から評価されています。
この地域は千葉県内で2番目に広い面積(72.68km²)を誇り、明治時代には石川県に次いで全国で2番目に田んぼの耕地整理が実施されました。
また、米作りに適したミネラル豊富な粘土質の土壌が、多古米の品質を高めています。
多古米は、栗山川の恵みと地元農家の情熱が融合して生まれた逸品です。
昭和38年には天皇陛下に献上されるほど評価され、昭和46年には札幌で開催された全国自主米品評会で日本一の食味に輝いた実績があります。
平成2年には日本の米作り100選にも選ばれました。
「おかずがいらないほど美味しい」と称される多古米は、寿司米としても非常に人気が高く、「シャリといえば多古米」と推奨する寿司職人も多いです。
「多古」という名前の由来
「たこ」町の名称の起源には複数の説が存在しています。
「多湖」という名前は、元々この地域に多くの湖沼が存在したことに由来し、時間が経つにつれて「多胡」、そして「多古」と変化していったとされています。
他にも、「多古」の名前が古い村が多かったことから来ている説、田んぼを耕す「田子」が転じて「多古」になったという説があります。
また、江戸時代の文献には、外国人(胡)が多く住んでいたことから「多胡」と記され、その「胡」の字の月の部分が取れて「多古」になったという説もあります。
これらの様々な由来説は、多古町の歴史と文化の多様性を示しており、興味深いですね。
多古町あじさい祭り2024年の見頃時期のまとめ
多古町のあじさいは、通常5月の中下旬から花が咲き始め、6月中旬から下旬にかけてが見頃とされています。
2024年の多古町あじさい祭りは、6月8日(土)から6月18日(火)まで開催され、特に6月9日(日)には、荒天の場合は中止となるあじさいセレモニーが9時から15時まで行われます。
この祭りの主要なイベントには、多古米奉納式典と多古米振舞行列があります。
祭りは栗山川沿いの約2kmに渡る遊歩道で展開され、そこには約1万株のあじさいが植えられており、その壮大な光景は全国的にも評価されています。
この地域のあじさいは、色とりどりで、毎年多くの訪問者を魅了しています。