オクラが柔らかくなっていても、しなしな程度なら食べれます。
ですが、オクラが柔らかくなってふにゃふにゃになっている場合は、オクラの状態によって食べられない場合もあります。
また、オクラには柔らかい品種もありますので、その場合は美味しく食べれます。
そこで、オクラが柔らかいけど食べれるのか?オクラの状態によってはどうなのか?について詳しく紹介します。
また、オクラのふにゃふにゃが復活する方法やオクラが傷んでいる状態、オクラの柔らかい品種についても紹介しています。
オクラの旬は、7~9月ですが、今では1年中スーパーで手に入る野菜でもあります。
だからこそ、オクラの事を知って美味しく食べたいですね。
オクラが柔らかいけど食べれる?
オクラが柔らかくなっていても、しなしな程度なら食べれますが、ふにゃふにゃになっている場合はオクラの状態によって食べられない場合もあります。
そして、オクラには柔らかい品種もありますので、保存日数やオクラの状態を見て食べれるか判断するといいですよ。
オクラは、柔らかくなってきたり先の部分が黒くなってくると、鮮度が落ち始めた印です。
オクラが柔らかくなって、しなしなしていたら水分が失われてしなびてきた状態なので、傷んでいるわけではないので食べれます。
ですが、オクラが柔らかくなってふにゃふにゃになっている場合には注意が必要です。
なぜなら、ふにゃふにゃになっているオクラは、状態によっては傷んでいる場合があるからです。
オクラが、ふにゃふにゃでも表面だけが変色(黒っぽく)しているだけなら食べても大丈夫です。
でも、表面が黒く変色しているオクラを切ってみたら、中の種まで黒い場合は傷んでいるので食べられません。
また、表面が粘ついたり変な臭いがしているオクラも食べられません。
オクラのふにゃふにゃが復活する方法
オクラのふにゃふにゃが復活する方法は二つ!
オクラを水煮ひたす方法とコップにさす方法です。
それぞれ紹介します。
オクラのふにゃふにゃがしおれた感じなら復活できます。
オクラを水にひたす方法
タッパーなどの容器を用意し、オクラを横にして水を入れてオクラが浮かないようにラップを落とし蓋のようにします。
オクラは、1日ひたしておきますが、時間の目安なのでみずみずしく復活するまで冷蔵庫に入れて様子を見ます。
オクラをコップにさす方法
コップに少し水を入れて、オクラのヘタの部分を切り落して切り口が水に浸るようにコップに入れます。
コップにさしたオクラは、冷蔵庫の野菜室に1日入れておきます。
オクラのヘタの部分を切り落しますので、コップの水の中にはとろっとした成分が溶けだしてしまいますがオクラは復活します。
オクラが柔らかいと腐ってる?
オクラが、ふにゃふにゃ柔らかいと腐っています。
オクラは、ちょっとぶつかるだけでもそこから傷みだします。
オクラは、水分が抜けてしなやかさがなくなり柔らかくなっている場合は傷んで腐っている状態です。
また、オクラは、腐ると表面だけでなく断面や中の種まで変色してきます。
オクラが腐っているかどうかは、柔らかいかどうかの他にも表面の色の変化やぬめりやカビが生えてないか、表面が溶けていないかも確認するといいですよ。
腐っているオクラの見分け方
・変な匂いがする
・表面が黒ずんだり柔らかくなり中まで変色する
・カビが生えている
・水分が抜けてふにゃふにゃで柔らかい
上記のようになっていたら、腐っている可能性が高いので食べずに破棄します。
オクラの柔らかい品種とは
オクラには、柔らかい品種の丸オクラがあります。
丸オクラは、さやが丸い形をしたオクラで断面が丸型で星形のオクラに比べて細長いです。
サイズは10〜15cmほどで、厚みがありますが柔らかいので生で食べることもできます。
丸オクラは、生育期間が長く収穫まで時間がかかるため、たくさん収穫できないのであまり市場に流通することは少ないようです。
そんなわけで、丸オクラは希少なオクラだとも言われています。
星形のオクラは、成長すると実に筋が入って硬くなってしまいます。
丸オクラに分類されるオクラの種類
・八丈オクラ
・みどり丸ノ助
・エメラルド
島オクラは、沖縄県の伝統野菜にも認定されているそうです。実は細長くて柔らかくほのかな甘味があるそうです。
八丈オクラは、東京都の八丈島で昔から栽培されいる品種なのだそうです。丸オクラのなかでも大きくて長さが20cmに及ぶものもあるそうです。
みどり丸ノ助は、サカタのタネが開発したオクラです。家庭で簡単に育てられるうえ、たくさん収穫できるオクラです。
エメラルドは、タキイ種苗が販売元です。大きく成長し柔らかい肉質をもっているそうです。
我が家でも、丸オクラを栽培していますが、苗を頂いた物なのでどの種類かは分かりませんが、家庭菜園で簡単に育ちますし収穫もたくさん出来ます。
家庭菜園で簡単にたくさん収穫出来ていることから、おそらくサカタのみどり丸ノ助ではないかと思います。
丸オクラは、希少だという事で、我が家では毎年、丸オクラの種取りをして翌年種を蒔いて栽培しています。
オクラの種取りについての記事も書いていますのでよかったら参考にして下さいね。
オクラの日持ちはどのくらい?
オクラの日持ちは、冷蔵庫の野菜室で3~4日ほどです。
オクラは、温かい場所で育った寒さに弱い野菜なので、冷蔵室よりも室温が高い野菜室での保存が適しています。
オクラの保存温度は、10℃前後なので、2~6℃の冷蔵室より3~7℃の野菜室で保存するといいですよ。
野菜を、冷蔵保存すると考えると野菜室がいっぱいだったりした時は、冷蔵室でもいいかな?なんて思ってしまいますよね。
オクラの適正な保存温度は、10℃前後なので5℃以下になると、低温障害を起こしてしまうそうです。
冷蔵室でオクラを保存すると、2~6℃で保存することになるので低温障害を起こしてしまうというわけなんですね。
オクラは、あまり日持ちしない野菜なので、買ったときの状態や保存方法によっては、さらに日持ちは短くなることもあります。
オクラを、長期保存するのならば冷凍保存の方が1ヶ月と日持ちしますよ。
オクラをそのまま野菜室で保存する場合は、キッチンペーパーや新聞紙などで包んで乾燥を防ぐようにすることが大切です。
オクラが柔らかいけど食べれる?のまとめ
オクラが柔らかくなっていても、しなしな程度なら食べれます。
ですが、オクラがふにゃふにゃに柔らかくなっている場合は、オクラの状態によって食べられない場合もあります。
オクラは、柔らかくなってきたり先の部分が黒くなってくると、鮮度が落ち始めた印です。
オクラがしなびた状態なら、オクラ全体を1日水にひたしたり、水の入ったコップにさしたりするとふにゃふにゃから復活できます。
オクラには、柔らかい品種「丸オクラ」があって、成長しても柔らかいので生で食べるのにいいですよ。
オクラの日持ちは、オクラの保存適正温度が10℃前後なので、冷蔵庫の野菜室で3~4日ほどです。
オクラが柔らかくなっても、食べれますが、ふにゃふにゃに柔らかくなってしまっては食べれない場合もあります。
なので、オクラの正しい保存方法でお早めに美味しく頂いてしまいましょうね。