大根にトウ(薹)が立っても食べられる状態は、大根の葉の軸と大根スレスレの所に、蕾が出たくらいなら美味しく食べられます。
トウが立って直ぐの大根の食べ方は、蕾が伸びて花が開きかけていなければ、いつもの大根料理で美味しく食べられますよ。
大根にトウを立てさせない予防法は、大根と葉の茎(軸)の所で切っておくことです。
そして、大根にトウが立つのが多い時期は、大根の旬である冬が過ぎ気温が少しずつ上がり始めてくる春の時期です。
大根に、トウが立って茎(軸)が伸びてくると大根は、固くなって食べられなくなってしまいます。
大根にトウが立っても食べれるか?そして、トウが立った大根の食べ方などを紹介します。
また、大根にトウが立たないようにする予防法やトウが立ちやすい時期につても合わせて紹介します。
大根にトウが立ったけど食べられる?
大根にトウ(薹)が立ってしまっても、とうが伸びていない蕾が出たくらいの早い段階なら美味しく食べられます。
わたしも、最近大根の葉の軸スレスレの所に蕾を出させてしまいました。
わたしは、大根にスが入っていると食べられないので、急いで大根を切ってみました。
すると、かろうじてスが入っていなかったので、大根と油揚げの味噌汁を作って食べましたが、筋っぽくもなく柔らかくて美味しかったですよ。
大根にトウが立つと、大根の茎(軸)が伸びて花芽が発育して花が咲き種を作ります。
大根の茎(軸)が伸びて花芽が発育してくると、大根は固くなり筋っぽい食感になってきます。
この状態が、スが入ったという状態です。
さらに、味も落ち苦みが出たりします。
こうなってくると、大根は食べられません。
今回、わたしは、大根と大根の葉の軸スレスレの所に蕾が出てしまった大根を、葉の茎(軸)を切って、皮を剥き輪切りにしてみました。
大根の真ん中あたりに、丸い跡が付いています。
ちょうど、大根のトウが立ち始めた辺りです。
大根の茎(軸)が伸びてくれば、この辺りからスが入ってくるのでしょう。
切ってみましたが、まだスは入っていません。
なので、わたしは、大根の葉をかき分けて蕾が出たばかりでなら、大根にはまだスが入ってないので美味しく食べられると思いました。
大根のトウ(蕾)は食べられる?
大根のトウが蕾なら食べられます。
大根の蕾は、軸が伸びても花が咲いていなければ、菜の花と同じように食べることが出来ます。
大根のとう菜は、お浸しや和え物、煮びたしなどで美味しく頂けますよ。
大根と、葉の茎スレスレにある蕾なら、大根も蕾も両方食べられます。
わたしは、大根のトウは茹でて鰹節をかけてお浸しにするのが好きです。
他にも、茹でた大根のトウをちりめんじゃこと炒めて食べると美味しいですよ。
トウが立った大根の食べ方
トウが立った大根でも、蕾が伸びて花が開きかけていなければ、いつもの大根料理で美味しく食べられます。
大根の味噌汁・豚バラ大根・大根の煮物・大根炒め・大根の漬物等々。
ちなみに、わたしは大根の上部を味噌汁で、下部を豚バラ大根で美味しく食べました。
大根の葉は、ぬか漬けにして食べています。
そして、大根葉のぬか漬けは細かく切って納豆に入れて混ぜて食べていますよ。
大根にトウを立てさせない予防法とは
大根にトウを立たさせない予防法とは、買ってきたら最初に、大根と大根の葉の茎(軸)の所で切ることです。
大根の葉っぱを切ることで、トウ(蕾)が出なくなります。
大根に、葉っぱが付いていると、葉は成長しているので温かくなると花芽を出し蕾が出来ます。
蕾は、花を咲かせようとするので大根の水分は蕾に使われてしまいますので、大根は固く筋っぽくなって食べられなくなります。
なので、大根を買ってきたら、蕾が付いているかいないかに関わらず、最初に大根の葉っぱは切っておくと、大根のトウ立ちを防ぐことができます。
わたしも、次に買ってきた大根は、直ぐに大根の葉を切り落しましたよ。
そしたら、半分使っても残りを食べる時トウ立ちの心配がなくて良かったですよ。
大根にトウが立ちやすい時期はいつ?
大根にトウが立ちやすい時期は、大根の旬である冬が過ぎ気温が少しずつ上がり始めてくる春の時期です。
大根にトウが立ちやすい時期は、大根の旬が終わり成長して花を咲かせる時期という事になります。
我が家でも、毎年大根を栽培していますが、わたしも、春先から夏の時期の大根にトウ立ちが多いように感じています。
実際に、畑で大根を栽培していても春取り大根は収穫する時期を逃してしまいますと、全部トウ立ちしてしまいます。
この春先には、大根全部にトウが立ってしまい食べられませんでした。
でも、大根の蕾が小さい大根の葉は収穫して食べました。
なので、春先から夏にかけて新芽が出始める時期に、大根を買う時は、見分け方や予防法で大根にトウを立たせないように気を付けたいですね。
大根のトウの見分け方
大根のトウの見分け方は、大根の葉を手で開いて茎(軸)の根元に蕾(花芽)が生えていないか目で見て確認します。
花芽が付いていなければ、トウは立っていませんので買ってきます。
大根にトウが立っているかどうか、買う前にチェックしておくと家に帰ってきてから、大根が固くて食べられなかった、スが入ってたということがなくなります。
大根にトウが立ったけど食べられる?のまとめ
大根にトウ(薹)が立ってしまっても、葉の軸と大根スレスレの所に蕾が出たくらいなら、美味しく食べられますよ。
この状態の時なら、大根も蕾も両方美味しく食べられます。
トウが立って直ぐの大根の食べ方は、いつもの大根料理で美味しく食べられます。
でも、せっかく、トウが立っていない大根を買ってきたのですから、大根と葉の茎(軸)の所で切ってトウを立たさせない予防法をしておくといいですよ。
大根にトウが立ちやすい時期は、大根の旬である冬が過ぎ気温が少しずつ上がり始めてくる春の時期です。
わたしは、大根を買う時は、大根の葉の茎を手で開いて中に蕾が無いか目で確認して、家に帰ったら大根の葉は切り落としてトウ立ち予防をします。
そうすれば、大根もトウ立ちしていない切った大根の葉も両方美味しく食べられますからね。
でも、買って来てから、トウが立ってしまったら出来るだけ早めに使い切るようにします。
もしも、1回で使い切れない場合は残りの大根を冷蔵庫で保存して早めに使い切ってくださいね。