大根の葉っぱが、虫食いでも食べられますが、しっかり水で洗って茹でてから食べるようにします。
野菜につく虫は無害だと言われていますが、大根の葉っぱは生でも食べれますが虫食いなら生のまま食べるのは避けた方がいいですね。
でも、大根の葉っぱがものすごく虫食いだらけだったら、ご自身の判断で食べるもよし、廃棄するのもありだと思います。
そこで、大根の葉っぱが虫食いだけど食べれるのか、大根の葉に付いてる黒い虫について紹介します。
また、大根の葉に付いている虫の取り方や大根の葉の裏にある虫の卵、大根の葉の虫食い対策についても紹介しています。
大根の葉っぱが虫食いだけど食べられる?
大根の葉っぱが、虫食いでも食べられます。
ですが、大根の葉っぱに虫が隠れている場合もありますので、しっかり水で洗って茹でてから食べる方がいいです。
野菜につく虫は無害と言われていますが、やっぱり虫なので大根の葉っぱが虫食いだったら生のまま食べるのは避けた方がいいですね。
とは言え、大根の葉っぱが虫食いだらけだった場合、本当に食べれるのかと迷ってしまいますよね。
そんな時は、ご自身の判断で食べるもよし、廃棄するのもありだと思います。
わたしも、大根を家庭菜園で作っていますが、ちょっとの虫食いならもちろん食べています。
ですが、先日久しぶりに大根を間引いたのですが、葉っぱが虫食いだらけで穴だらけでした。
大根の葉っぱの面積が、ほとんど見当たらないくらい虫食いだったのでもったいないですが廃棄しました。
大根に付いている葉っぱの場合も、葉先に虫食いが多いので私の場合は、虫食いの酷い葉の部分だけ取り除いて食べています。
もちろん、しっかり洗って茹でて食べていますが、大根の葉を茹でている最中にも虫が浮き上がってくることがあります。
なので、茹で上がった後もしっかり水で洗ってから調理するといいですよ。
大根の葉の黒い虫は?
大根の葉の黒い虫は、カブラハバチの幼虫です。
カブラハバチの幼虫は、体長が1cm~2cmほどの黒いイモムシで、ナノクロムシとも呼ばれている蜂の仲間です。
大根の葉の黒い虫は、葉っぱを触ると丸まってポロッと地面に落ちてしまいます。
カブラハバチの幼虫は、大根の柔らかい葉を食べますが、そのままにしておくと葉の筋だけ残して食べつくされてしまいます。
カブラハバチの幼虫は、4月から11月頃に発生するそうでアブラナ科の野菜が好きなのだそうす。
特に、大根やカブの葉が大好きなのだそうです。
我が家の大根の葉にも、黒い虫がたくさん付いていました。
カブラハバチの幼虫は、触ると丸まって落ちますが、中には大根の葉にしっかりくっついていて落ちない時もありますので、食べる時は葉っぱをチェックした方がいいですよ。
大根の葉に付いている虫の取り方
大根の葉に付いている虫の取り方は、手や割りばしで虫を取り除いたり、薬剤散布します。
大根の葉に付く虫には、アオムシやカブラハバチ、アブラムシやヨトウムシ、コナガ、ネキリムシ、ダイコンハムシなどがいます。
アオムシやカブラハバチ、ダイコンハムシは、手で取っても大丈夫ですが、イヤな場合は割りばしを使って取り除きます。
ですが、カブラハバチの幼虫は、大根の葉っぱに触るだけでも丸まって落ちてしまうので、割りばしなどで取り除くのが難しいです。
そして、地面に落ちると土の色と同化してしまい探しにくいです。
カブラハバチの幼虫を取る時は、容器を置いておくといいかもしれませんね。
また、大根の葉に付く虫は、薬剤を散布することで退治することが出来ます。
大根の葉に、虫が付かないように定期的にチェックして、早めに虫を取り除くか薬剤散布するようにするといいですね。
我が家でも、大根の葉に付いている虫を取る時は、薬剤を薄めにして散布しています。
大根の葉っぱに薬剤散布すると、虫がいなくなり真ん中から新しい葉が伸びてくるので虫食いの葉っぱが少なくなります。
大根の葉の裏にある虫の卵は?
大根の葉の裏にある虫の卵は、ヨトウムシという蛾の卵です。
ヨトウムシは、ヨトウガとハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウなどの種類を総称してヨトウムシと言われています。
ヨトウムシの幼虫は、「夜盗虫」と書くように夜行性で昼間は土の中に隠れていて、夜の間に大根の葉を食べます。
だから、昼間大根の葉を見てもヨトウムシは見つからないのです。
ヨトウムシの幼虫は、大根の葉の表皮と筋を残して葉肉だけを食べるので、葉の表面がカスリ状になっています。
そして、成長したヨトウムシは食べる量が増えるので、大根の葉全体を食べつくしてしまいます。
ヨトウムシが大根の葉に付くと、葉っぱだけでなく茎や実まで食べつくされる事態にもなりかねません。
なので、ヨトウムシの卵を見つけたら、大根の葉っぱごと捨てるようにします。
大根の葉の虫食い対策は?
大根の葉の虫食い対策は、大根の種を蒔いたら防虫ネットをかけておく、虫を見つけたら手うあ割りばしで取り除く、薬剤を散布する、コンパニオンプランツなを取り入れます。
大根に防虫ネットをかけて育てる
家庭菜園で、大根の種を蒔いた後に、防虫ネットや寒冷紗、不織布をべたがけしたりトンネルがけにしておくと虫食い対策になります。
大根の葉についた虫を手や割りばしで取る
大根の葉についた虫は、目で見えるので葉をよく見て、手や割りばしなどを使って虫を1匹づつ取り除いていきます。
手や割りばしなどを使って、虫を1匹づつ取り除く作業は週1回以上チェックして虫がいたら取るを繰り返します。
大根の葉に薬剤を散布する
大根の葉に薬剤散布すると、虫が落ちていなくなり真ん中から新しい葉が出てきて育ちます。
大根に薬剤を散布する前に、汚い(黄色く枯れている葉や折れている葉など)大根の葉っぱを欠いてから薬剤を散布すると、地面に落ちたカブラハバチの幼虫にも効果があります。
また、大根の葉が若いうちなら、薬剤を散布した後に防虫ネットをかけると、以後の虫食い対策にもなります。
大根をコンパニオンプランツで栽培する
2種類以上の植物を、組み合わせて一緒に植えることで病害虫が防げるというコンパニオンプランツを取り入れて、大根の葉の虫食い対策をします。
大根と、一緒に植えるといいのは人参です。
アブラナ科の大根と、セリ科の人参を一緒に植えると大根の葉の虫食い対策になります。
別々の種類の害虫は、互いを避け合う性質があるため両方にに虫が寄り付かなくなるので虫食い対策になります。
また、江戸時代に行われていた伝承農法でおとり栽培という方法もあるそうです。
カブラハバチの幼虫は、カブの葉っぱが特に大好きなのだそうです。
そこで、大根とカブを一緒に植えて、カブの葉っぱをおとりにして大根を育てるそうです。
カブラハバチの幼虫がカブを食べている間に、大根の葉が育って増えるとカブラハバチの幼虫が付いても最小限の被害で済むそうです。
この、おとり栽培は、次第に気温が下がると害虫の発生が少なくなる秋蒔きの大根に有効なのだそうです。
小松菜もアブラナ科なので、大根の葉と同じような害虫が付きます。
小松菜も、家庭菜園で作りやすい野菜です。
小松菜が虫食いだけど食べられるのかについても紹介していますので、良かったら合わせて読んでみて下さいね。
大根の葉っぱが虫食いだけど食べられる?のまとめ
大根の葉っぱが、虫食いでも食べられますが、しっかり水洗いして茹でてから食べるようにします。
野菜につく虫は、無害だと言われていますよね。
大根の葉っぱは、生でも食べれますが虫食いなら生のまま食べるのは避けた方がいいです。
でも、大根の葉っぱが虫食いだらけで、イヤだなと感じたら廃棄するのもありだと思います。
我が家でも、おろ抜き大根の葉がすっごい虫食いだらけで、葉っぱが穴だらけで食べるのもどうかと言う状態だったので、迷いつつも廃棄しました。
そうならないためにも、定期的に大根の葉に付いている虫をチェックするようにしましょうね。
大根の葉に黒い虫が付いていることが多いと思いますが、カブラハバチの幼虫です。
触ると、丸まって落ちてしまいますが、黒いので土の上では見つけにくくなってしまいます。
割りばしで取ったり、薬剤を散布して大根の葉っぱの虫食い対策をするようにします。
また、大根の葉の裏に虫の卵が付いている場合がありますが、ヨトウムシという蛾の卵です。
これは、見つけたら卵ごと葉っぱを取り除くようにすると、ヨトウムシが幼虫になる前に駆除できます。
大根の葉の虫食い対策は、やはり酷くならないうちに対策することをおすすめします。
ちょっとの虫食い大根の葉なら、美味しく食べられますので。