恵方巻きの由来のデマ説とは、恵方巻きは花街が発祥で遊女に丸かぶりをさせて楽しむ遊びだったという説です。
このデマ説は、2010年にツイートされたものが拡散され話題になったようですが、後に思い付きのデマだったとツイートされているということで完全にデマでした。
恵方巻きと言えば、節分の日である2月3日に食べる巻き寿司のことですが、初めから恵方巻きとは言われていませんでした。
そこで、恵方巻きの由来のデマ説とは?と一緒に恵方巻はセブンイレブンが発祥?について紹介します。
また、恵方巻きの具材の種類が7種類な理由や恵方巻きをやめろという理由や恵方巻きの本当の意味についても紹介しています。
ちなみに、2023年の恵方は「南南東」です。
恵方巻きの由来のデマ説とは?
恵方巻きの由来のデマとは、恵方巻きは花街が発祥で遊女に丸かぶりをさせて楽しむ遊びだったという説です。
このデマ説は、2010年にツイートされたものが拡散されたことから情報番組で取り上げられ話題になったようです。
思い付きのデマだったようで、拡散されたら面白いと思ってツイートしたようですが、反響が大きかったようです。
後に、自分で創作した話であるとツイートしていることから完全にデマだったということです。
わたしは、この恵方巻気のデマ説を聞いていませんでしたが、実際に見聞きしていたら信じていたかもしれません。
恵方巻きの由来には、諸説あるようですので恵方巻きは花街が発祥で遊女の遊びだったのだなと信じていたでしょう。
ですが、では、恵方巻きの本当の由来とはということになりますが、これもまた諸説あるということです。
恵方巻きは、江戸時代から明治時代にかけて大阪の花街で商人や芸子が商売繁盛を祈願し、節分に巻き寿司を食べたことがはじまりと言われています。
実は、その当時は恵方巻きとは言わずに、丸かぶり寿司とか太巻き寿司と呼んでいたそうです。
恵方巻はセブンイレブンが発祥?
丸かぶり寿司とか太巻き寿司と呼ばれていた巻きずしが、恵方巻と呼ばれるようになったのはセブンイレブンが発祥だと言われています。
節分の巻き寿司がマスコミに取り上げられるようになると、まず最初に小僧寿しが縁起巻の名で商標登録し全国展開したそうですが、あまり話題にならなかったようです。
さらには、ローソンでも1983年に大阪と兵庫でも恵方巻が販売されていたそうです。
ですが、1989年、広島市にあるセブンイレブンが恵方巻きとして販売し始めたことで、1998年には日本全国に節分に恵方巻きを食べることが広まったとされています。
恵方巻は、最初一部の地域で販売されていたので、流行らなかったのかもしれませんね。
セブンイレブンも、全国展開したからこそとネーミングが良かったのかもしれないですね。
恵方巻きの具材が7種類の理由は?
恵方巻きの具材の種類が7種類なのは、商売繁盛や無病息災を願う七福神と同じ数の具を巻き込んで作ることで福を巻き込むことになり縁起が良いからです。
恵方巻きの具材が7種類なのは、7という数字が縁起のいい七福神に由来しているといわれています。
大黒天、毘沙門天、恵比寿天、寿老人、弁財天、福禄寿、布袋の七福神にあやかって、7種の具を入れることで、福を巻き込み食べると福が来るという意味になります。
ただし、必ず7種類入れなければならないと言ったルールはないので、お好きな具材を幾つか入れて作ってみてもいいですね。
恵方巻きをやめろという理由は
恵方巻きをやめろという理由は、恵方巻に由来のデマ説にあります。
恵方巻きの由来が、大阪の花街が発祥で遊女に丸かぶりをさせて楽しむ遊びだったというデマ説が広まったことから、花街や遊郭が夜の世界で下品だということになりました。
遊女が、太巻きを丸かぶりする様子が下ネタだからととらえたようです。
でも、これはデマなので本当の理由とは、食品の廃棄にあるようです。
最近では、SDGsの食品のロス問題があるように、大量に作ら手た恵方巻きが売れ残って廃棄されることを避けるためという理由もあるようです。
確かに、恵方巻をやめれば、無駄になる恵方巻も無くなりますからね。
でも、やっぱり1年の行事として、家族で楽しめるものは伝統にしていきたいとも思います。
だから、我が家では、恵方巻きを食べれるだけ予約注文することで、余分に作らない対策に参加しています。
スーパーなどでは、予約期間を設けて予約注文することで廃棄する数を減らすことと、予約特典に割引券などを付けて消費者にも協力を求めています。
恵方巻きの本当の意味とは
恵方巻きの本当の意味とは、その年の縁起の良い方角に向いて福を巻き込ん恵方巻を丸ごと食べる事で幸福や、商売繁盛の運気を一気に頂くことにあります。
恵方巻きを食べる時は、その年の恵方の方角を向いて丸ごと1本食べます。
恵方巻きを途中で止めてしまうと、運を逃すと言われているので一気に丸ごと1本黙って黙々と食べるようにって言われますよね。
恵方巻きには、福を巻き込むと言う意味があるので、切らずに1本丸かぶりすることで縁を切らないとの意味も含まれています。
ただ、恵方(歳徳神がいる方角)は毎年変わりますので、その年の恵方の方向を向いて食べるようにして下さいね。
そして、先ほど丸ごと1本黙って黙々と食べるようにと書きましたが、この動作にも福が口から逃げないようにと言った意味が込められています。
なので、恵方巻を食べるときは、願い事を思い浮かべながら黙々と1本丸かぶりするといいです。
節分の日は、季節の変わり目でもあるため豆まきなどで厄除けをし、吉方向に向かって恵方巻きを食べることで、一気に幸運を取り込みましょうね。
恵方巻きの由来のデマ説とは?のまとめ
恵方巻きの由来のデマ説とは、恵方巻きは花街が発祥で遊女に丸かぶりをさせて楽しむ遊びでした。
このデマ説は、2010年にツイートされたものが拡散され話題になったようですが、後に思い付きのデマだったとツイートされているということで完全なデマでした。
元々、恵方巻きは、丸かぶり寿司とか太巻き寿司と呼ばれていましたが、恵方巻と呼ばれるようになったのは、セブンイレブンが発祥でした。
恵方巻きとは、2月3日の節分の日に、その年の恵方を向いて切らずに丸ごと食べることにで、縁を切らない、福を逃さないと言った意味があります。
恵方巻きの由来は、諸説ありますがどれも信憑性は定かではないということなので、ある意味デマな部分もあるのかもしれないですね。
とは言え、季節の変わり目でもある節分の日に、福を巻き込んで作られる恵方巻きを食べて一気に幸運を取り込みたいですよね。
また、節分には邪気を追い払うために豆まきもしますよね。
鬼は外~♪福は内~♬と言って、だけど節分の豆って何て言う名前だっけ?って思った方は下記のページで紹介していますので良かったら読んでみて下さいね。