かいわれ大根が大きくなっても、大根にはならないです。
また、かいわれ大根を土に植えても残念ながら大根にはならないのです。
かいわれ大根って大根だから、パックのままだと大根にはならないけど土に植えたら大根になりそうに思いますよね。
でも、かいわれ大根は、大根の新芽を食べるために品種改良されたものでスプラウト類の一種なのです。
そこで、今回はかいわれ大根が大きくなると大根になるのか、土に植えたら大根になるのかについて紹介します。
また、大根の種をそのまま土に蒔いたらかいわれ大根になるのか、大根とかいわれ大根の違いについても紹介しています。
かいわれ大根が大きくなると大根になる?
かいわれ大根が大きくなっても、大根にはなりません。
かいわれ大根の種は、大根の新芽(双葉)であるかいわれを食べるために大根の種を品種改良してあるのです。
なので、かいわれ大根をスーパーで買って来てそのまま育てても大根にはならないのです。
スーパーで買ってきた、パックに入ったかいわれ大根を育て続けても、そのままではいずれ腐ってしまいます。
かいわれ大根は、水耕栽培する場合は水だけで育てるので育たないのです。
かいわれ大根は、大根にはならないけど、再生できるのかについて紹介しているので良かったら合わせて読んでみて下さいね。
かいわれ大根を土に植えたら大根になる?
かいわれ大根を土に植えたら、大根にはなりませんが大根っぽいものが出来ることがあります。
そして、土に埋めたかいわれ大根を育てると、白い可愛い花が咲き種ができます。
かいわれ大根を育ててできた、小さな大根っぽいものは食べても美味しくないです。
でも、中には大根になる場合もまれにあるようですよ。
大根の種を蒔いたらかいわれ大根になる?
大根の種を蒔いたら、かいわれ大根にはなりますが美味しくないです。
かいわれ大根は、大根になりませんが、反対に大根の種を蒔いたらかいわれ大根になるのでしょうか?
大根の種を蒔くと、新芽(双葉)が出てきます。
もちろん、かいわれ大根のような状態にはなります。
でも、双葉を食べるように品種改良されていない種なので、かいわれ大根のような小さくて細いスプラウトではなく太くて大きいかいわれです。
大根の種のかいわれは、食用とされていないので食べることはしません。
やはり、かいわれ大根を食べるのなら、かいわれ大根専用に改良された種を蒔く方がいいという訳なんですね。
わたしも、大根の種を蒔きますが、葉っぱを食べるために品種改良されている葉大根の種も蒔いています。
そのどちらも、双葉(かいわれ)が出てきますが、太くてかいわれ大根のような細くて柔らかそうなかいわれではないです。
大根や葉大根のかいわれは、見るからに生で食べたいとは思わないほど太くて大きくて固そうです。
大根とかいわれ大根の違いとは?
大根とかいわれ大根の違いは、同じ大根でも新芽を食べるか根っこを食べるかの違いです。
大根を、野菜の種類に分けると根菜類で、かいわれ大根はスプラウト類の一種なのです。
大根は、にんじんやごぼうなどとのように根を食べる根菜類なのです。
そして、かいわれ大根は新芽を食べるスプラウト類の一種で、もやしやアルファルファなどの仲間です。
ただ、スプラウトというのは、発芽野菜や新芽野菜の総称のひとつでスプラウトと呼ばれる野菜はたくさんあります。
スプラウトとして、出回っている野菜にはブロッコリースプラウトやレッドキャベツスプラウトなどがあります。
よって、かいわれ大根は土に植えて育てると大根っぽいものは出来ますが、新芽を食べるように品種改良されているので、育っても大根のように大きく育つことはないのです。
かいわれ大根が大きくなると大根になる?のまとめ
かいわれ大根が大きくなっても、かいわれ大根を土に植えても残念ながら大根にはならないのです。
そして、大根の種を蒔いたならかいわれ大根になるのかと言うと、大根にも双葉は出るのでかいわれ大根の状態にはなります。
ただ、かいわれ大根として食べても美味しくはないです。
かいわれ大根は、大根の新芽である双葉を生で食べるために品種改良されたスプラウトの一種だからです。
大根は、根っこを食べる根菜類なので、かいわれが枯れで本葉が育って根が太るのです。
大根とかいわれ大根の違いは、同じ大根でも大根は根菜類で、かいわれ大根はスプラウトの一種で、双葉を食べるか根を食べるかの違いですね。
ちなみに、葉大根という種類もあって、これは葉っぱを食べるように品種改良されたものです。
葉大根の根っこにも、大根らしいものが出来ますが、大根のように太くはならないです。
かいわれ大根は、生で双葉を食べるために、品種改良されたものなのでスプラウトとしてサラダなどで美味しく頂くといいですね。