2024年の一心行の大桜の見頃の時期や開花状況、そして駐車場や交通の混雑についての詳細です。
この壮大な桜は熊本県の阿蘇郡南阿蘇村に位置し、ヤマザクラの種類に属しています。
一心行の大桜の見頃時期は、毎年3月の終わりから4月の始めにかけてです。
その年齢は400年を超え、高さは14メートル、東西には21.3メートル、南北には26メートルにも及ぶ枝を広げ、幹の周囲は7.35メートルです。
この一心行の大桜が満開を迎える時期やその見どころについて探ってみましょう。
一心行の大桜2024の見頃時期や開花状況は?
一心行の大桜の見頃時期は、毎年3月の終わりから4月の始めにかけてで、2024年の開花は3月27日に予想されており、満開は3月31日頃と見込まれています。
満開時には、3日間限定で19時から21時まで桜のライトアップが行われ、幻想的な景色を楽しむことができます。
また、この時期には南阿蘇桜さくら植木まつりが開催され、地域全体が桜の美しさで彩られます。
この名所にはヤマザクラの一本桜があり、その壮大さが訪れる人々を魅了します。
一心行の大桜
菜の花の絨毯に囲まれた樹齢400年の一本桜(ヤマザクラ)で、南阿蘇村のシンボル的な存在。
樹高14m、枝張り東西21.3m、南北26m、幹周り7.35mで、淡い薄紅色の花をつけます。■見ごろ:3月下旬~4月上旬
■本数:1本
■トイレ:有り
■問合せ先:0967-67-2222(みなみあそ観光局) pic.twitter.com/A1i28pfqOQ— 宮路次郎 (@uro0009) February 18, 2023
一心行の大桜のさくら祭り2024の詳細
南阿蘇桜さくら植木まつり2024 | |
開催期間 | 桜の開花に合わせて毎年3月下旬〜4月上旬頃 2024年は、3月20日(水)~3月31日(日) 時間:08:00~18:00(出店時間:9:00〜17:00) |
開催場所 | 一心行の大桜 周辺 |
料金 | 大人(高校生以上)300円/人、子ども100円/人、未就学児無料 |
お問い合わせ | 実行委員会 070-7656-9504 |
ライトアップ情報
一心行の大桜のライトアップは、桜の満開宣言が出された日から3日間(19:00~21:00)のみ、その美しさを楽しむことができます。
2024年のライトアップは、2023年と同様にライトアップされないようです。
ライトアップされる場合は、桜の東側から行われるため、西側から桜を眺めると、一本桜が美しいシルエットとして際立ちます。
ライトアップが実施される場合は、この視点からの鑑賞は特におすすめです。
一心行の大桜(ほぼ満開3月28日)菜の花達に開花を祝福されたような樹齢400年の山桜。良かった♥️
ライトアップ夜桜見ようとしてたが今年はライトないらしく、温泉帰りの21時に寄ってみたら。。。まじ闇だし桜の下にいっぱいお墓🪦あるので怖くて近づけなかったw行くなら今日明日がおすすめかも! pic.twitter.com/2GXQJoiNqs
— ナイン (@Nine00716593) March 29, 2023
一心行の大桜の天気予報と服装のチェック
一心行の大桜を訪問する前には、その地域の気象情報や温度を確認することが重要です。
春は天気が変わりやすいため、朝夕の冷え込みに備えて着脱しやすいジャケットやカーディガンを持参することをおすすめします。
お花見を存分に楽しむためにも、その日の気温や天候に適した服装を選んでください。
一心行の大桜の見どころ
桜の所有者であり、先祖から受け継がれた私有墓地を管理している峰茂氏、峯伯耆守惟冬のまつえいによると、桜の開花時期が年々遅くなっている傾向にあるとのことです。
一心行公園では、桜の開花期に合わせて毎年3月下旬から4月上旬にかけて「南阿蘇桜さくら植木まつり」が開催されます。
このイベントでは桜の保全への理解を深め、支援を呼びかけていますので、ご興味のある方はぜひ参加を検討してください。
祭りでは、地元の食材を使ったグルメの屋台や、地域特産の商品、植木などが販売され、訪れる人々に楽しんでいただける内容となっています。
#てれビタ
一心行の大桜の桜
樹齢約400年以上、幹周り7.35mの大桜が悠然と花を咲かせる様はとても美しいです。また、黄色い菜の花の色と薄ピンクの桜の色とのコントラストも楽しめます。— さと君 (@KB9c66CrsMVFqp7) March 27, 2023
一心行の大桜2024の駐車場とアクセス
駐車場について
臨時駐車場を含め、合計で約700台の車を収容できます。
通常無料で利用できる駐車場も、桜の見頃のシーズンには予約は不要ですが料金が発生します。
普通車の場合は500円、バイクなどは約200円が必要になるので、訪れる際はその点を留意してください。
アクセス方法
電車の場合
南阿蘇鉄道の中松駅から下車し、そこから徒歩で約15分です。
自動車の場合
九州自動車道の熊本ICを出て、国道57号と国道325号を経由し、県道39号を中松駅方向に向かって約1時間のドライブとなります。
一心行の大桜2024の渋滞・混雑状況は?
南阿蘇村は通常、渋滞が少ないエリアですが、桜が満開を迎える週末には大変な混雑が予想されます。
特に桜まつりが開催されている期間中は、一心行の大桜公園周辺で北から南へ向かう一方通行の交通規制が敷かれることがありますので、訪問の際は注意が必要です。
一心行の大桜の名前の由来について
一心行の大桜は、戦国時代に矢崎城を治めていた武将、峯伯耆守惟冬の墓の近くに植えられた菩提樹として知られています。
峯伯耆守惟冬は薩摩の島津氏との戦いに敗れ、矢崎城で亡くなりました。
彼は鶴翼城の城主でもあり、その死後、彼の家族と家臣は故郷である現南阿蘇村に戻りました。
そこで、惟冬と亡くなった家臣たちの霊を慰めるために桜の苗木を植えました。
この桜は彼らの一心の行いにちなんで「一心行の大桜」と名付けられたとされています。
【ニュース】大桜のように苦難にも勝つ 地震1年、熊本の名木満開。
南阿蘇村のヤマザクラ「一心行の大桜」 https://t.co/Q00MFl5vS0 #熊本
矢崎城城主・中村惟冬を弔うため、妻子らが一心に行を修めたのが名前の由来。— 戦国魂 公式 (@sengoku_dama) April 14, 2017
一心行の大桜2024の見頃時期や開花状況は?のまとめ
一心行の大桜を見守る多くの方々の努力があってこそ、この桜は美しく花を咲かせ続けています。
この桜が今後も10年、100年と長く美しい姿を保ち続けられるよう、お花見の際には桜の根元に近づかないなど、適切なマナーを心掛けて楽しんでいただきたいと思います。