七草粥の材料は、スーパーで七草入ったセット商品として買えます。
七草粥に入れる、春の七草の材料を集めようとしても、まだ寒い時期で野草の新芽など探せないですよね。
でも、大丈夫!スーパーで七草粥セットが買えますよ。
そこで、今回は七草粥の材料はスーパーで買えるのか、七草粥のセットがスーパーで買えるのはいつからなのかについて紹介します。
また、七草粥を食べる意味や七草粥の七草は身近な野菜で代用できるかお餅は入れるのかなどについても紹介しています。
七草粥の材料はスーパーで買える?
七草粥の材料は、スーパーで七草入ったセット商品として買えます。
七草粥を食べるのは、1月7日ですが、1月の初旬では寒くて野草など芽吹いてなどいませんよね。
わたしは、子どもが小さいとき母に聞きながら家の周りで七草を探して歩きました。
ですが、探せたのはナズナだけでした。
そしたら、母がスズナはカブでもいいし、スズシロも大根でいいんだよと言うので、3種類集めることが出来ました。
でも、どんなに家の周りを探しても、新芽を出している草すらありませんでした。
すると、スーパーの入り口近くに七草粥のセットが売られていました。
セリは、スーパーにも売っていますが、7種類もの野草は売っていないので、七草粥のセット商品があれば、それを買った方が楽ですね。
七草粥のセットがスーパーで買えるのはいつから?
七草粥のセットがスーパーで買えるのは、お正月も三が日を過ぎる頃には店頭に並びます。
早いスーパーでは、年末から店頭に並んでいる場合もあるのだとか。
七草粥は、1月7日に食べるので遅くても1月5日には店頭に並んでいるはずです。
正しくは、七草粥は1月7日の朝に無病息災を願って食べるものですが、これは五節句のひとつの人日の節句に頂く行事食になります。
人日の節句は、七草粥を食べることから別名を七草の節句とも言われています。
七草粥を食べる意味とは?
七草粥を食べる意味は、1年間の無病息災を祈ると同時に、お正月の料理で疲れた胃をいたわり、青葉の少ない冬場のビタミン補給でもありました。
七草粥は、もともと中国で官史昇進が決まる1月7日に七種類の野菜(野草の若菜)が入った汁を食べて立身出世を願ったことが起源だったようです。
それが、日本に伝わって平安時代には宮中行事だったものが江戸時代には幕府の公式行事「人日の節句」になり庶民に広まったそうです。
中国の七種類の野菜が入った汁(七種菜羹)と、日本の「若菜摘み」という風習が合わさって、七草粥を食べる文化が定着したのだとか。
春の七草には、胃腸に効果的な成分が入っているそうです。
また、春の七草は万病除けや邪気払いに良いとされる7種類の野菜と野草だという事です。
七草粥の七草は身近な野菜で代用できる?
七草粥の七草は、身近な野菜で代用できます。
春の七草は、地域によっても違うそうですよ。
七草粥の七草の代用野菜は、これと言った決まった野菜はありません。
身近にある野菜で、入れたいものを入れてもいいようです。
ちなみに、スズナはカブでスズシロは大根のことです。
一般的な春の七草は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロなので、スズナとスズシロは身近なカブでと大根で代用できますね。
他にも、身近な野菜で七草の代用に使えるものを紹介します。
ネギ、ニラ、大根の葉、大根、小松菜、三つ葉、ほうれん草、カブ、白菜、ごぼう、人参、きのこ類、キャベツ、水菜、白菜、ネギ、春菊、人参の葉等です。
七草粥と言っても、7種類の野菜や野草が全てそろわなくても、手に入る1~2種類で粥を作っていたそうですよ。
ただ、七草粥を作る際に、七草を刻むときにできるだけ大きな音を立てて調理することがならわしだったそうです。
その時に歌われたという、七草なずな~♪唐土の鳥が日本の国に渡らぬ先にストトントン~♬と言う七草の歌(七草ばやし)は、各地域で違うそうです。
わたしの母は、七草なずな~♪唐土の鳥が日本の国に渡らぬ先にパタクサパタクサ~♬と歌っていました。
七草粥に餅を入れるか入れないか?
七草粥にお餅を入れるか入れないかは、地域によってと言うよりも各家庭によって入れたり入れなかったりします。
我が家では、母が必ずお餅を入れて七草粥を作っていました。
七草粥に入れるお餅って、何のお餅なのでしょうか?
鏡開きのお餅を使うようだと言う話も聞きましたが、鏡開きは1月11日なので7日の人日の節句には、まだお餅が砕かれていないですよね。
でも、地域によっては、早々に鏡開きをしてそのお餅を入れるというところもあるそうです。
我が家でも、七草粥にお餅が入っているので母に何のお餅?普通のお餅を入れているのか?と聞いたところ、我が家ではお供えのお餅を入れていました。
七草粥の材料はスーパーで買える?のまとめ
七草粥の材料は、スーパーで七草入ったセット商品として買えます。
お正月も三が日を過ぎる頃には、七草粥セットという商品がスーパーの店頭に並びます。
中国の七種類の野菜が入った汁(七種菜羹)と、日本の「若菜摘み」という風習が合わさった物が、七草粥になりました。
七草粥は、1年間の無病息災を祈ると共に、お正月の豪華な料理で疲れた胃を休ませる他に、青葉の少ない冬場のビタミン補給にもなりました。
昔の人は、春の七草の材料が全部そろわなくても、手に入る1~2種類で粥を作っていたようです。
ただ、七草粥を作る際に、七草を刻むときにできるだけ大きな音を立てて調理することがならわしだったそうです。
七草の歌(七草ばやし)を歌いながら、七草を大きな音を立てて刻むことで、害虫や病気を追い払う意味があったようですね。
唐との取りは中国からやって来る鳥で、日本の国に渡らぬ先には海を越えて渡ってくる前に、ストトントンで鳥を追い返すという意味合いだったようですね。
実際に七草粥は、朝食べるとされていますが、準備は真夜中からやっていたようです。
7種類の野菜を、一つ一つ七草ばやしを歌いながら音を出して刻んでいたのだとか。
我が家では、朝が早いので(早朝出勤)七草粥は夕飯に食べています。
なので、子どもには本当なら朝に七草粥は食べるんだよと言っています。
ちゃんと、日本のしきたりや行事を子どもにも伝えたいと思っていますが、難しいものですね。
七草粥を、1月7日の朝に食べさせるには7日まで正月休みでなくては無理ですね。
とは言え、形だけでも子どもにも伝えて行けたらいいなと思っています。