いんげんの筋取りができないなら、茹でてから筋を取るとスッと簡単に取れますよ。
茹でたいんげんは、しっぽの方を折ってまっすぐな方へ取っていき、ヘタの所まで来たらヘタを折って反対側の丸くなっている方へ取っていきます。
いんげんの筋が取れなかったり、途中で切れてしまうのは、いんげんが若かったり、筋がない「筋なしいんげん」の場合もあります。
最近のいんげんは、品種改良されて筋をとる必要がない「筋なしいんげん」もスーパーなどで出回ってきています。
いんげんの筋が上手に取れる、茹でてから筋を取るとスッと簡単に取れる方法を紹介します。
また、いんげんの料理や筋が取れない理由、筋なしいんげんについても紹介しています。
いんげんの筋取りができないなら茹でてから取ると簡単に取れる!
いんげんの筋取りができないなら、茹でてからいんげんの筋を取ってみると簡単に取れます。
いんげんを茹でる時は、茹で過ぎてしまうと筋を取る時にいんげんがつぶれてしまうので、茹で過ぎないようにします。
鍋に塩を少し入れて沸騰させます。
沸騰した鍋に、洗ったヘタもしっぽも付いたままのいんげんを入れて茹でます。
いんげんの色が変わってきたら、お湯を捨てて冷水に浸けます。
いんげんの筋を取ります。
茹でたいんげんは、しっぽの方から真っ直ぐの方へ取っていき、ヘタを折って丸くなっている方へ取っていきます。
いんげんの筋を取る時、茹でる前も茹でてからもしっぽやヘタを折る時は少し硬いですが、茹でてからの方が指が痛くならなくて楽かもです。
いんげんの筋取りができない理由
いんげんの筋取りができなかったり、途中で切れてしまう場合は、いんげんが若い場合と筋がない「筋なしいんげん」なのです。
わたしも、いんげんの筋が取りにくかったり、途中で切れてしまったりしました。
我が家のいんげんは、自家栽培したもので、「筋なしいんげん」だったのです。
筋なしいんげんでも、ヘタを折ってみると5㎜~1㎝くらいの筋はあります。
でも、若い筋なしいんげんには、全くと言っていいほど筋がないのでヘタもしっぽもポキッと折れます。
筋なしいんげんも筋ありいんげんも、若いうちは筋が硬くないので取れないという訳なのです。
いんげんの筋取りがいらない筋なしいんげんとは
いんげんの筋取りがいらない「筋なしいんげん」は、いんげんが品種改良されたものです。
そのため、いんげんの筋を取ろうとヘタを折っても、筋が1㎝ほどしか取れずに切れてしまいます。
また、しっぽの方から折ってもほどんど筋がないという場合もあります。
いんげんの筋がない場合は、ヘタとしっぽを折ってそのまま、料理に使います。
それでも、いんげんの筋が気になる場合は、いんげんを半分に折ってみて下さい。
いんげんを半分に折ってみて、筋が出てこなければ筋なしいんげんなので、そのまま茹でるなどの下処理をします。
また、筋なしいんげんでも、いんげんが育ちすぎると筋も硬くなってきます。
今回、筋なしいんげんで育ち過ぎ一歩手前の豆が出来てそうないんげんの筋取りを茹でる前と茹でてからを試してみました。
色が濃いいんげんが、茹でてから筋を取ったものです。
筋なしいんげんですので、茹でる前に筋を取ったらヘタの方は5㎜くらいで、しっぽの方は折れただけでした。
ところが、同じ筋なしいんげんなのですが、茹でてから筋を取ったところ、綺麗にスッと両側とも取れました。
筋を取ったいんげんの食べ方とは
いんげんは、炒めても良し、茹でて良し、煮ても良し、揚げ物でも良しと色々な料理に使えます。
例えば、いんげんと人参の肉巻き、いんげんの胡麻和え、いんげんと人参とこんにゃくの煮物、茹でてマヨネーズで食べたりできます。
いんげんの肉巻き
いんげんの肉巻きは、いんげんと人参を茹でて豚バラ肉をで巻いて作ります。
いんげんの肉巻きは、フライパンで焼いて焼肉のたれで味付けするだけで柔らかくて美味しいです。
また、いんげんと人参を茹でてプロセスチーズも一緒に豚バラ肉で巻いて、塩コショウで焼いてしょうゆやソースまたは、塩味で食べても美味しいです。
そして、小麦粉とパン粉を付けていんげんの肉巻きフライにしても美味しいですよ。
でも、焼肉のたれの時は、チーズがない方が美味しいです。
いんげんと豚バラの焼肉炒め
いんげんの茹でたものを、豚バラ肉をフライパンで炒めてから入れて焼肉のタレで味付けします。
いんげんの肉巻きとは、違う焼肉のたれを使うとマンネリ感がないですよ。
いんげんの煮物
いんげんと人参、こんにゃくと豚肉を鍋に入れて、おしょうゆと砂糖と水を入れて煮詰めます。
いんげんも人参も柔らかくて、こんにゃくにも豚肉も味が染みてご飯が進みます。
いんげんの胡麻和え
茹でたいんげんに、すりごまといりごまを2:1くらい入れて砂糖としょうゆで和えます。
ちょっと、水っぽくなってしまいがちなので、いんげんの水分はしっかり拭いて下さいね。
他にも、天ぷらや茹でてマヨネーズで食べたり、ソテーして付け合わせにも使えます。
いんげんの筋取りのまとめ
いんげんの筋取りができないなら、茹でてから筋を取るとスッと簡単に取れます。
また、いんげんの筋が取れなかったり、途中で切れてしまう場合は、いんげんが若かったり、筋がない「筋なしいんげん」なのです。
筋なしいんげんは、いんげんを品種改良したものです。
でも、筋なしいんげんでも育ち過ぎてしまうと筋が硬くなり口に残る場合があります。
筋なしいんげんでも、いんげんでも基本的には筋を取るようにします。
そして、いんげんは茹でるなどの下処理をしてから使います。
いんげんは、色々な料理に使えて便利なお野菜なんです。
メイン料理として、いんげんの肉巻きは、焼いて塩コショウや焼肉のたれで味付けしたり、しょう油やソースで食べてもいいです。
また、いんげんの肉巻きは、焼くだけでなくフライにしても美味しいですよ。
フライにする時は、プロセスチーズも一緒に入れても美味しいです。
他にも、副菜や付け合わせにも使えます。
我が家では、いんげんをベーコンやコーンと一緒にバターソテーにして食べますよ。
若いいんげんは、茹でてマヨネーズで食べたりもしています。
いんげんは、本当に色々な料理に使えますので試してみて下さいね。