お弁当のメニューとして人気の唐揚げ、朝に作るのはちょっと手間がかかりますよね。
でも、 いくつか気をつけるべきことはあるけれど、唐揚げは前の日に作って翌日のお弁当に入れても大丈夫なんです。
お弁当に人気な唐揚げは、朝から準備して揚げるのは、時間がかかる上、油の後片付けも面倒ですよね。
だから、前日に準備して、次の日のお弁当に使えたら助かりますよね。
この記事では、お弁当の準備をスピーディーにしたい方へのヒントとして、
・前日に揚げた唐揚げは、翌日のお弁当に入れても大丈夫？
・前日に作った唐揚げをサクサクに戻す方法
・唐揚げを当日に速攻で揚げるコツ
について紹介します。
唐揚げは翌日のお弁当に入れても大丈夫？
前の日に作った唐揚は、次の日のお弁当に入れても大丈夫です。
揚げ物をその日に作るのは、食中毒のリスクを低減するためです。
だから、菌の増殖を防ぐ工夫をすることで、前日に作った唐揚げも安心して次の日のお弁当に使えるんです。
菌の増殖を防ぐためのポイント
菌の増殖を防ぐためのポイントは、以下の3つです。
熱が完全に冷めたら冷蔵庫で保存
前日に作った唐揚げは翌日中途半端に温めない
これらのポイントをもう少し掘り下げてみます。
使用する道具や器具はきれいに保つ
お弁当の準備に際して、以下の点に注意して清潔さを保つことが大切です。
・調理用具や食器洗い用のスポンジはきれいに保つ
・まな板や包丁、菜箸は毎回洗浄しきれいなものを使用する
・お弁当箱もきちんと洗って清潔に維持する
さらに、食材に直接手を触れないように、おかずを詰める際は菜箸を使用します。
熱が完全に冷めたら冷蔵庫で保存
食材は十分に冷やしてから冷蔵保存することが推奨されます。
特に揚げた食材は、早めに冷却することで風味を保つことができます。
揚げ物の衣の油は、空気と接触すると酸化しやすく、風味が落ちる可能性があります。
そのため、前日に揚げたものは、空気との接触を最小限にし、しっかりと密閉して保存し、早めに食べることが望ましいです。
具体的には、揚げた唐揚げは冷ました後、キッチンペーパーで包んでから、保存容器や冷凍用の袋に入れて冷蔵または冷凍すると良いです。
キッチンペーパーで包むことで、冷凍時の風味を保つことができます。
前日に作った唐揚げは翌日中途半端に温めない
揚げた食材を再加熱する際は、中途半端に温めるのは避け十分に加熱することが重要です。
保冷バッグや保冷剤を使用して、食材を冷たい状態で持ち運ぶことが推奨されます。
保冷バッグに保冷剤を入れて、お弁当の温度を低く保つことで、細菌の増殖を防ぎ、食材の鮮度を保つことができます。
また、お弁当の上下に保冷剤を配置すると、より効果的に冷やすことができます。
でも、一度冷めた唐揚げは、最高の味を楽しむのが難しいですよね。
そのため、完全に温め直してから、しっかりと冷やしてお弁当に入れるのがベストです。
前日に作った唐揚げをサクサクに戻す方法
前日の唐揚げを再びサクサクにするコツは、前日にしっかりと油を切ることです。
そして、朝になったら、オーブントースターにクシャクシャにしたアルミホイルを敷き唐揚げを温め直します。
アルミホイルをクシャクシャにすることで、唐揚げがくっつきにくくなります。
その上に唐揚げを置いて、アルミホイルでカバーして温めます。
衣の表面がキツネ色になったら、加熱をやめる。（約2～3分）
その後、トースター内で3分ほど放置し、中までしっかりと火を通します。
オーブントースターでの加熱は焦げやすいので、焦げないように気をつけてくださいね。
出来上がったら、唐揚げはしっかりと冷やしてからお弁当箱に入れてください。
唐揚げを当日に速攻で揚げるコツ
でも、やっぱり時間が許せば朝から揚げるのもいいという方もいらっしゃいますよね。
その際の時短のコツも紹介します。
唐揚げを当日揚げた方が、もちもちとしてジューシーになりますよね。
唐揚げを朝から揚げる場合は、下味だけは前日に準備しておくと時短になります。
前日にできる唐揚げの下味の準備の方法
前日に準備できる下味の方法は、 以下の材料を混ぜ合わせ、お肉によくもみ込みます。
しょう油・・・大さじ1 みりん・・・小さじ1
酒・・・小さじ1 生姜、ニンニクのすりおろし・・・少々
塩とこしょう・・・適量
この下味で半日漬けることで、翌日の唐揚げが柔らかくなります。
お弁当に唐揚げを入れる場合はキッチンペーパーは必要？
唐揚げをお弁当に入れる時、キッチンペーパーは必要？
お弁当にから揚げなどの揚げ物を入れる場合は、他のおかずに油が移らないようにしたいものですよね。
キッチンペーパー、ワックスペーパー、アルミのカップ、そのままのどれが最も効果的なのか紹介します。
それぞれに良い点や注意点があります。
どれを選ぶかは、何を優先するかによりますね。
キッチンペーパーは、油の吸収は良いですが、見栄えが良くないですものね。
ワックスペーパーって、買うには面倒だし油が漏れてお弁当箱がギトギトになることもあります。
また、揚げ物をそのまま入れるのは見栄えは良いですが、お弁当箱が油だらけになりますね。
我が家では、揚げ物の油を吸収してはくれませんが、見栄えが良く他のおかずに油が移らないのでアルミのカップを使っていますよ。
唐揚げは翌日のお弁当に入れても大丈夫？のまとめ
唐揚げは、前の日に調理して次の日のお弁当にいれても大丈夫です。
ただ、前の日に調理した唐揚げは、余分な油をしっかり取り除き、冷やしてから冷蔵・冷凍で保存しておきます。
前日に調理して保存した唐揚げは、中途半端に再加熱しないように注意が必要です。
再加熱する場合、オーブントースターを使用して完全に温めることが大事です。
再加熱した後も、しっかり冷やしてからお弁当箱に入れることが大切です。
当日揚げる場合は、下味を前の日に付けておくことで、調理時間も短縮でき味もより深まります。
お弁当の定番として人気の高い唐揚げを、前の日に調理しておくのは便利ですね。
それに、ジューシーな唐揚げを味わいたい場合は、下味を前の日に付けることで味がより浸透し、調理時間も短縮されます。
いずれの方法を選ぶにしても、お弁当を美味しく、そして安全に楽しむために、衛生的な取り扱いや適切な保存方法を心がけることが重要です。
