ジャムを冷凍したのに固まらないのはなぜ？瓶ごと冷凍できるのか保存方法も紹介する

ジャムを冷凍したのに固まらないのは、ジャムの糖度が高いためなので砂糖が多いほど固まりにくいのです。

ジャムと言えば、瓶で保存するイメージですが、冷凍保存も出来るのです。

でも、ジャムは冷凍しても柔らかいままで凍らないのです。

わたしは、友達にジャムを冷凍保存して食べるようにと頂いたのですが、冷凍庫で固まらないジャムに出会い、なんで！？って思いました。

そこで、今回は、ジャムを冷凍したのに固まらないのはなぜなのかについて紹介します。

また、ジャムは瓶ごとそのまま冷凍できるのか、冷凍の保存期間や保存方法についても紹介しています。

ジャムを冷凍したのに固まらないのはなぜ？

ジャムを冷凍したのに固まらないのは、ジャムの糖度が高いため凍る温度が低いので、砂糖が多いほど固まりにくいのです。

水は0℃を下回ると氷になりますが、液体や物体の中に水以外の物質、例えば砂糖や塩などが混ざっていると、液体や物体が固まっていくのを邪魔するそうです。

つまり、食品中の水分が少なく、砂糖の方が多いと冷凍しても固まらないということですね。

わたしも、友達から冷凍保存しておくと長期保存できるよと手作りジャムを頂いたのですが、一向に固まる気配がなかったので調べてみました。

ジャムには、砂糖がたっぷり入っているので、手作りジャムだけでなく市販品も両方とも冷凍してもカチカチに固まることはないのだそうです。

ジャムを冷凍しても、固まらないから保存しておいても大丈夫なのか心配になりますよね。

でも、ジャムが固まらなくて柔らかい状態でも、ちゃんと温度は下がっているので凍っているのと同じように、劣化しにくく日持ちするそうですよ。

でも、甘さ控えめのジャムの場合は、冷凍すると固まることもあるそうです。

なので、ジャムは冷凍保存するというよりも、冷凍庫で保存すると言う感じになります。

ジャムって、糖度が50〜60％程度もあるそうですよ。

糖度が50〜60％程度って、砂糖がたくさん使われているから、冷凍してもカチカチには固まらないということなんですね。

ジャムは瓶ごとそのまま冷凍できる？

ジャムは、瓶ごとそのまま冷凍できますが、冷凍保存するためには注意点があります。

糖度の高いジャムは、完全凍ることはないので膨張して瓶が割れるというよりは、ビンいっぱいにジャムを詰めてしまうことでちょっと膨れたジャムによって瓶が割れることもあります。

手作りジャムの場合は、耐熱用のもので冷凍するといいですね。

また、市販されている瓶のジャムも冷凍保存用ではなく、耐熱用の瓶とは限らないので割れることもあるかもしれませんね。

さらに、冷凍庫に瓶詰めのジャムをたくさん入れると、場所をとってしまい他の冷凍食品が入らないなんてことにもなりかねません。

なので、ジャムは瓶ごと冷凍するよりも、ジップロックなどのチャック付き保存袋などに移して冷凍する方がいいですね。

いちごジャムは1回分の量をラップに包んで冷凍しておけばOK🙆‍♀️💓糖度あるから冷凍しても固まらないし、使いたい時に使えるから超便利だよん🎶✌️😄 pic.twitter.com/vsiBJICutj

— マヨ子 (@myk132) July 9, 2022

ジャムは、冷凍してもカチカチに固まらずにねっとりした感じでスプーンでスッとすくえますよ。

ジャムを冷凍したのに固まらないのはなぜ？のまとめ

ジャムを冷凍したのに固まらないのは、ジャムの糖度が高いため凍る温度が低いので、砂糖が多いほど固まりにくいのです。

水は0℃を下回ると氷になりますが、液体や物体の中に水以外の物質、例えば砂糖や塩などが混ざっていると、液体や物体が固まっていくのを邪魔するそうです。

一度開封したジャムは、冷蔵庫で保存することが多いですが、作りすぎてしまったり、使い切れずに残ってしまった時などは冷凍保存すると約半年は日持ちします。

ジャムは、糖度が高いので冷凍してもカチカチには凍らずに保存することができるので、食べたい時に食べれて便利ですよ。

ただし、瓶のまま冷凍すると瓶が割れてしまうこともあるので、ジプロックなどの保存袋に入れて冷凍すると使いやすいうえ、冷凍庫の幅も取られないですよ。

また、冷凍する時には、1回分使い切れる量に小分けしておくと、使う分だけいつでも出して使えます。