けのこの瓶詰めの方法とは、旬の時期に茹でて下処理したたけのこを薄い塩湯で茹で直して、煮沸消毒した瓶に詰めて保存することです。
たけのこの瓶詰めは、保存期間も冷蔵庫で保存すると長期保存(1年以上)できます。
また、調理別に切って瓶詰めすることで時短にもなるのです。
わたしは、旬の時期にたけのこを茹でて下処理してから、薄い塩湯で茹で直してから瓶詰めにして保存しています。
そして、たけのこの瓶詰めは、冷蔵庫に入れて長期保存しています。
たけのこは、おせち料理の筑前煮に使いますよね。
出来れば、国産のたけのこで作りたいと思いますよね。
わたしは、たけのこを旬の時期に瓶詰め保存することで、年末のおせちの筑前煮に国産のたけのこを使っています。
また、普段良く作るたけのこ料理に合わせた切り方で、瓶詰め保存すると夕ご飯作りの時短にも繋がりますよ。
たけのこの瓶詰めの方法や、長期保存できる場所や時短になる切り方について詳しく紹介します。
たけのこの瓶詰めの方法とは?
1.たけのこは茹でてから、使う用途に応じた切り方をします。
2.使う用途に切ったたけのこを、もう一度塩水で茹で直します。
3.保存瓶を煮沸消毒してから、2のたけのこを詰めます。
4.保存瓶にたけのこを詰めたら、2の茹で水(熱いまま)を瓶に注ぎます。
5.保存瓶の蓋をして冷めるまで常温で置ておきます。
たけのこを、詰めた保存瓶に入れる熱いままの湯で水は瓶の口いっぱいまで入れると、後であふれることがあるので注意します。
わたしは、チンジャオロースを良く作るので、たけのこの千切りで瓶詰めして保存していますよ。
また、年末のおせちの筑前煮に使える切り方でも保存しています。
たけのこの瓶詰めを長期保存できる場所
たけのこの瓶詰めは、冷蔵庫で保存すれば失敗無しで1年間と長期保存できます。
たけのこの瓶詰めは、常温で1年保存できると言われています。
ですが、わたしは、実は常温保存に失敗してしまい冷蔵庫で保存しています。
たけのこの瓶詰め常温保存に失敗
たけのこの瓶詰め保存は、常温で大丈夫と聞いていたので常温保存しました。
ところが、しばらくたったある日、台所から変な臭いがするようになりました。
何かが、傷んでいるような・・・。
どこを探しても、変なん臭いがする物が目当たらず、思い出したのがたけのこの瓶詰めでした。
「もしかして、たけのこの瓶詰め?」
と思い、常温保存しておいた場所を見ると、凄い臭いがして白い泡が溢れ出していました。
どうやら、たけのこの瓶詰めが発酵したようなんです。
常温保存は、涼しい冷暗所なのですが、わたしは冷暗所にはしまいましたが、涼しい場所ではなかったのです。
ご飯を炊く、炊飯器の下の戸棚にしまっていました。
きっと、炊飯器が熱くなるのが原因だっだのだと思います。
このたけのこは、臭いので食べるのも嫌で破棄しました。
そのあとから作ったたけのこの瓶詰めは、冷蔵庫で保存するようにしたらちゃんと1年保存できました。
たけのこの料理が時短になる切り方
たけのこの料理に合わせた切り方で、瓶詰め保存するとたけのこは瓶を開けるだけなので、切らなくて済むので夕御飯作りの時短にも繋がります。
年末に使うおせちの筑前煮のたけのこの切り方は、一口大の乱切りにします。
煮しめに使うなら、くし形に切ります。
おせち用のたけのこといっても、たくさんはいらないので、必要な量だけ切ったら残りは、普段使いのたけのこの切り方で保存瓶を作っておくと1年使えます。
我が家では、チンジャオロースが好きなので、たけのこの根に近い部分を千切りにして保存瓶に詰めています。
また、酢豚や八宝菜に柔らかい部分をくし形に切って瓶詰めしています。
わたしは、たけのこを瓶詰め保存する時、普段よく使う切り方で保存しているので、チンじゃいロースを作る時は、たけのこの瓶を開けるだけです。
あとは、ピーマンと豚肉を切ったらフライパンで炒めて味付けするだけです。
疲れていても、たけのこを千切りしなくて済むので時短になって助かっています。
旬のたけのこの茹で方
旬のたけのこは、皮が付いていますのでまず皮を剥きます。
<用意する物>
たけのこ 鍋に並ぶ量
深い大鍋
米ぬか ひとつかみ
鷹の爪 1~2本
<茹で方>
1.たけのこが大きかったら縦2つ切りにするか、更に上下に切って4つ切りにします。
小さい場合は、そのまま茹でます。
2.大鍋にたけのこ、米ぬか、鷹の爪を入れ水を入れて火にかけます。
水は、鍋が沸騰しても吹きこぼれない位入れます。(鍋の縁より7㎝位下)
3.鍋が沸騰したら弱火にしてたけのこのを上下ひっくり返して根の硬い部分に菜箸が通るまで茹でます。
4.たけのこが茹で上がったら火を止めて冷めるまで半日くらい漬けたまま置いておきます。
5.完全に冷めたらきれいに水洗いしして完成です。
鍋を沸騰させるとき、吹きこぼれないように気を付けます。
たけのこは、茹で上がったら冷めるまで半日又は1日茹で汁に漬けたまま置いておく方が灰汁が良く抜けます。
冷めたら、ぬかが残らないようにきれいに洗います。
たけのこの瓶詰めを使ったおせち料理
たけのこを一口大の乱切りにして、瓶詰め保存したものを使いおせち料理の筑前煮を作ります。
そして、たけのこの下の部分をくし形に切って瓶詰め保存したもので煮しめを作ります。
たけのこは、瓶から出したら軽く水洗いして使って下さいね。
筑前煮
一口大の乱切りにした瓶詰めたけのこと、鶏肉、人参、れんこん、こんにゃくを入れて水と砂糖としょうゆ、隠し味にめんつゆを少し入れて煮ます。
こんにゃくは、手でちぎって入れると味が染み込みやすいです。
隠し味に、めんつゆを入れるメリットは、めんつゆに出汁が入っているため顆粒出汁を入れなくて済むことです。
煮立ったら、細火で汁気が少なくなるまで煮ます。
煮しめ
たけのこの根に近い下の部分を、くし形に切って瓶詰めした茹でたけのこを使います。
調味料は、砂糖としょうゆ、隠し味でめんつゆを少し入れて煮しめます。
たけのこの瓶詰めで普段使う料理
たけのこを、普段使う料理用に切って瓶詰めで保存します。
普段の料理でも、たけのこは瓶を開けて洗って使うだけなので、たけのこを切る手間が省けて、時短になります。
わたしは、たけのこを使う料理によって切り方を変えて瓶詰めにして冷蔵保存していますので、たけのこの料理を作るのに時短になっています。
チンジャオロース
たけのこの根に近い、硬い部分を千切りにして瓶詰めにしてあったものを使います。
チンジャオロース用に、たけのこを切って瓶詰めしてあるので、瓶からせん切りたけのこを取り出して、軽く水洗いします。
豚肉を短冊に切って片栗粉をまぶし、ピーマンを千切りにして、食用油とゴマ油を少しづつフライパンにしいて、豚肉を炒めます。
豚肉に火が通ったら、たけのことピーマンを加え、中華スープの素とオイスターソース、しょうゆで味付けします。
味付けは、チンジャオロースの素を使ってもいいですね。
味見しながら作らなくて済むので、更に時短になりそうですね。
酢豚、八宝菜
たけのこの柔らかい部分を、くし形に切って瓶詰め保存したものを使います。
酢豚には、豚肉と人参、ピーマンとたけのこを入れて甘酢で絡めます。
八宝菜は、白菜、人参、長ネギとうずらの卵、たけのこを入れて八宝菜の素で作ります。
たけのこの瓶詰めの方法とは?のまとめ
けのこの瓶詰めの方法は、旬の時期に茹でて下処理したたけのこを茹で直して、瓶詰めにした保存方法です。
たけのこの瓶詰めは、保存期間は1年以上と長期保存できます。
また、調理別に普段良く使う切り方で切って、瓶詰めすることで時短にもなるのです。
旬の時期に、作っておいたたけのこの瓶詰めなら、年末のおせち料理の筑前煮に国産のたけのこが使えます。
また、使う料理別にたけのこの切り方を変えて瓶詰め保存すると、普段の料理にも使えて便利です。
たけのこの冷凍保存は、スカスカになってしまいますが、味付けすれば冷凍保存も出来ます。
その際、保存期間は3か月くらいと短いです。
たけのこの旬の時期は、たけのこを貰うことが多くて食べ切れないので、大変でも瓶詰めにして長く保存して便利に時短したりして使えるといいですね。