新宿御苑では、約65種類もの桜が植えられており、総数は約1000本に及びます。
早いものでは2月半ばからカンザクラが開花し始め、3月末にはソメイヨシノの見頃が訪れ、4月にはヤエザクラが最盛期を迎えます。
新宿御苑で桜が楽しめる期間は、3月の半ばから4月の初めにかけてとなっています。
それぞれの桜の種類によって開花時期が異なるため、訪れる人々は長期間にわたって桜の美しさを楽しむことができます。
さらに、新宿御苑は「桜を見る会」などの催しが行われることでも知られ、桜の名所としての地位を確立しています。
これから、新宿御苑に咲く桜の詳細な開花情報や見頃の時期について掘り下げてみましょう。
新宿御苑の桜2024の見頃時期や開花状況は?
新宿御苑で桜が楽しめる期間は、3月の半ばから4月の初めにかけてです。
桜の花が開く時期と満開になる時期についての詳細です。
2024年の予測では、桜の花が開始するのは3月20日頃、満開に達するのは4月1日頃とされています。
さらに、新宿御苑には約1000本の桜が植えられており、その中にはカンザクラやソメイヨシノ、ヤマザクラ、イチヨウ、カンザンなど65種類以上の桜が含まれています。
夜間のライトアップも実施され、19時から21時30分まで桜の美しさを異なる角度から楽しむことができます。
ランチ休憩ついでに散歩に行った新宿御苑の桜が見頃でした pic.twitter.com/ptoxps2LGl
— ダークMUSIAムーシャムシャクシャしてムシャムシャするムショクになりたいただの犬好き (@mushamushamusia) April 4, 2023
NAKED桜の新宿御苑2024の詳細
NAKED桜の新宿御苑2024 | |
開催期間 | 2024年3月31日(金)~4月23日(日) ライトアップ時間:19:00~21:00 (閉門 22:00) ※18時閉園後に新宿門が再開門 |
開催場所 | 新宿御苑 住所:東京都新宿区内藤町11 |
料金 | 前売券 ●通常チケット ・一般 月〜木:1,600円/金土日祝:1,800円 ・学生(高校生以上)と65歳以上 月〜木:1,400円/金土日祝:1,600円 ・子供(中学生以下) 月~木:1,000円/金土日祝:1,200円 ●サクラレジャーシート付きセットチケット 通常チケット+600円 ※サクラレジャーシートは現地販売価格より100円割引 ※セットチケットは前売券のみ、数量限定での販売 当日券 (※当日会場販売分のみ) ・一般 月〜木:1,800円/金土日祝:2,200円 ・学生(高校生以上)と65歳以上 月〜木:1,600円/金土日祝:2,000円 ・子供(中学生以下)月~木:1,200円/金土日祝:1,600円 |
お問い合わせ | キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888(11:00~18:00/日・祝休み) 対応日時:2023年3月2日(木)~4月23日(日) ※新宿御苑への直接のお問い合わせはご遠慮ください。 |
ライトアップ情報
2023年の東京都新宿区にある新宿御苑では、「NAKED桜の新宿御苑 2023」と題された夜間の桜イベントが19時から21時30分まで実施されました。
このイベントは、新宿御苑とクリエイティブな企画を手掛けるネイキッド社との共同企画であり、東京でも特に人気の高い桜の観賞スポットを華やかに演出するものでした。
【4/11 新宿御苑桜開花状況】
中央休憩所〜レストハウス付近の八重桜が満開カンザン、フクロクジュ、フゲンソウが特に見頃です。
画像は現在桜マッピングをおこなっているフクロクジュです。 pic.twitter.com/BAxsQ5b9Xl
— 【公式】NAKED紅葉の新宿御苑 2023イベント (@gyoen_kouyou23) April 11, 2023
新宿御苑の天気予報と服装のチェック
新宿御苑を訪れる前に、周辺の天気予報と気温を確認することが大切です。
これにより、快適に過ごせるよう適切な服装を選ぶことができます。
春の新宿御苑では、昼間は比較的暖かいですが、朝晩は冷えることがあります。
そのため、層を重ねて着ることができる服装がおすすめです。
例えば、カーディガンや薄手のジャケットなどを持参し、気温に応じて脱いだり着たりできるようにすると良いでしょう。
また、新宿御苑は広大な敷地を持っているため、歩きやすい靴を選ぶことも重要です。
新宿御苑の桜の見どころ
新宿御苑には、新宿門、大木戸門、そして千駄ヶ谷門という3つの入口があります。
東京メトロ丸の内線を利用する場合、新宿御苑前駅からは新宿門と大木戸門が近く、JR総武線の千駄ヶ谷駅からは千駄ヶ谷門がアクセスしやすいです。
各門から入園しても桜を楽しむことが可能ですが、特に、千駄ヶ谷門から入ることをお勧めします。
その理由は、新宿門に比べて人混みが少なめで、より静かな環境で桜を鑑賞できるからです。
新宿御苑では、アルコール類の持ち込みが禁止されており、入園時にはその点がチェックされます。
また、ボールや遊具、大音量を出す機器(カラオケ、ラジカセ等)、バーベキューセットやアウトドア用品の持ち込みも禁止されています。
これにより、騒がしいお花見はできませんが、その分、静かで穏やかな雰囲気の中で桜を満喫することができます。
これは、落ち着いた桜の鑑賞を好む方にとっては魅力的なポイントと言えるでしょう。
おはDAO〜
昨日行った新宿御苑
まだまだお花見出来ますよ
八重桜はこれからが見頃だし✨
池に映る桜もきれい
たくさんの外国人観光客がお花見を楽しんでいて嬉しかったよ#MZDAO#新宿御苑 pic.twitter.com/iaH8UzxlUK— トモララTomolala✨ (@2022810MZDAO) April 1, 2023
新宿御苑の桜2024の駐車場とアクセス
駐車場について
新宿御苑には、200台を収容できる有料駐車場があります。
普通車を駐車する場合、入園者は最初の120分間が600円で、その後は30分ごとに200円が加算され、1日の最大料金は2400円(当日24時まで)となります。
駐車料金を新宿御苑入園者料金に適用するためには、入園券を入園時に門のスタッフに提示する必要があります。
また、運転者が障害者手帳を持っている場合、駐車料金が免除されます。この場合も、駐車券を入園時に門のスタッフに提示してください。
アクセス方法
電車の場合
東京メトロ丸ノ内線を利用する場合は、「新宿御苑前駅」で下車し、そこから徒歩約5分です。
東京メトロ副都心線または都営新宿線を利用する場合は、「新宿三丁目駅」で下車し、そこから徒歩約5分です。
JRを利用する場合は、「千駄ヶ谷駅」で下車し、徒歩約5分、または「新宿駅」で下車し、南口から徒歩約10分です。
車の場合
新宿方面からお越しの場合は、甲州街道沿いを四谷の方向へ向かいます。
「新宿四丁目」の交差点を通過後、「御苑トンネル」脇の道を直行し、最後に右側に目的地がございます。
池袋からは、明治通りを原宿方面へ進行し、「新宿六丁目」の交差点を抜けた後、「御苑大通り」を通り、甲州街道で左折すると、目的地は右側に見えます。
原宿から来る場合は、明治通りを池袋方向に向かい、「新宿四丁目」で右折、その後「御苑トンネル」の左側の道をまっすぐ進むと、終点の右側に到着します。
市ヶ谷からは、靖国通りを新宿方向に進み、「市ヶ谷富久町」の交差点で左折し、新宿通りを渡ると直ぐに目の前に現れます。
四谷から新宿に向かう際は、新宿通りを進み、「四谷三丁目」及び「四谷四丁目」の交差点を通過し、「新宿一丁目」の信号で左に曲がると目の前に目的地があります。
青山からは、外苑西通りを新宿方面に進行し、「四谷四丁目」の交差点で左折、その後「新宿一丁目」の信号でも左折すると正面に到着します。
六本木方面からは、外苑東通りを早稲田方向に進み、「四谷三丁目」交差点を新宿方面へ左折し、「新宿一丁目」の信号を左折し正面です。
高速道路を使って来る際には、首都高速4号線から「外苑」の出口で下りてください。
その後、外苑東通りを早稲田に向かって進行し、「四谷三丁目」の交差点で左に曲がって新宿の方向に向かいます。
そして、「新宿一丁目」の交差点でも左折すると、目的地が目の前に現れます。
新宿御苑の桜の混雑状況は?
新宿御苑の桜シーズンでは、特にソメイヨシノが見頃になる時期に多くの人で賑わいます。
土日は平日に比べてより一層の混雑が見込まれますが、一日中ずっと混雑しているわけではありません。
特に混雑するのは、昼時の11:30〜13:00頃です。
混雑を回避するには、土日を避ける、10:00〜15:00の時間帯を避け早朝や夕方の時間帯を狙うと良いでしょう。
事前予約を利用するのも一つの手ですね。
#新宿御苑 では、花見時期の混雑緩和を目的として、事前予約制を実施します。
<事前予約実施日>
3月…23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)
4月…6日(土)、7日(日)
▼詳しくはこちらhttps://t.co/OnkztADEz6#桜 #サクラ #花見 #cherryblossom pic.twitter.com/dp8p04N5N9— 新宿御苑 自然情報 (@SG_info_kyokai) March 1, 2024
新宿御苑は広大な敷地を有しているため、一部の入場口付近は比較的人が少ないエリアも存在します。
特に千駄ヶ谷門は空いていることが多いため、混雑を避けたい場合はこの門からの入園がおすすめです。
また、ソメイヨシノの見頃時期をずらし早咲きや遅咲きの桜を楽しむのもいいでしょう。
新宿御苑について
新宿御苑の歴史は、1590年に遡ります。
徳川家康が江戸城への入城を果たしたその年、彼の家臣である内藤清成に割り当てられた屋敷が新宿御苑の起源とされています。
内藤清成が高遠城の城主となった後、一部の土地を幕府に戻しました。
1872年(明治5年)、内藤家が提供した土地とそれに隣接する土地が国によって購入され、農業発展を目的とした「内藤新宿試験場」が設けられました。
その後の明治12年の1879年には、この場所が「新宿植物御苑」と名付けられ宮内省の管轄下に置かれ、皇族の庭園としても用いられるようになりました。
大正天皇の葬儀など、様々な大事な儀式の場としても利用されました。
第二次世界大戦後の1949年(昭和24年)には一般公開され、時間を経て厚生省、環境庁を経由し、現在は環境省の管理下にある国民公園へと変わりました。
園内には、内藤家によって築かれた「玉川園」などの日本庭園が一部遺されており、園の歴史を今に伝えています。
さらに、「新宿植物御苑」の時代には、果樹や樹木の研究目的で海外から輸入された植物が植えられ、西洋風の建築物や庭園が造られました。
これらの要素が融合し、新宿御苑は日本、英国、フランスの庭園デザインを含む、多彩な景観を提供する東京の主要な観光地となっています。
新宿御苑の桜2024の見頃時期や開花状況は?のまとめ
新宿御苑は、高層ビルに囲まれた都心に位置しながら、園内に一歩足を踏み入れるとその喧騒を忘れさせてくれるような豊かな自然が広がる空間があります。
この場所は、都心に位置しつつも、訪れる人に静寂と安らぎをもたらし、日々の騒がしさを忘れてくつろぐのに理想的です。
桜の季節には特に、1,300本に及ぶ桜が満開になり、その息をのむような景色が訪れる人々をひきつけます。
桜の下で時間の流れを忘れ、静かに花を鑑賞することができる新宿御苑は、大人がゆっくりと自然の美しさを堪能するのにふさわしいスポットです。
このように、新宿御苑は、忙しい都市生活の中で静寂と自然を求める人々にとって貴重な癒しの場となっています。