受験の日のお弁当は、消化不良を起こさないためにも消化に良いものにすべきです。
また、お弁当を食べ過ぎると、眠くなるので食べ過ぎにならない量にしたほうがいいです。
受験の日のお弁当は、親にとって最後の応援のメッセージでもありますよね。
だから、気合が入り過ぎて栄養バランスのよいお弁当を作りがちですが、美味しくて満足するお弁当はかえって眠気を誘ってしまいがちになります。
そこで、今回はお弁当は消化の良いものにすべきなのか、主食はおにぎりやサンドイッチがいいのかについて紹介します。
また、受験の日だからお弁当にも栄養バランスを考えるなどの決まりはあるのかについても紹介しています。
受験の日のお弁当は消化に良いものにするべき?
受験の日のお弁当は、試験の途中で食べるので食べた後にお腹の調子が悪くなったり、眠くならないように消化の良いものにした方がいいのです。
消化に良いお弁当なら、胃腸に負担がかかりにくいので眠くなりにくいのです。
受験当日は、緊張していますので、消化不良や胸やけなど起こしやすい人もいます。
受験の日のお弁当が、消化の悪いおかずだったら体調を崩す原因になる可能性があり、試験が最後まで終えられないなんてことになっては後悔しか残りませんよね。
また、お弁当を消化するために、胃や腸に血液が集まると眠くなったり集中できなくなります。
受験のお弁当にはおにぎり!
受験のお弁当には、手で簡単に食べれるおにぎりがいいですね。
受験の日は、できるだけ早くお昼を済ませて、午後のテストの教科のおさらいをしたい子も多いはずです。
そのためにも、ノートをチェックしながらでも食べられるおにぎりがいいですね。
おにぎりは、一口サイズにすると食べやすいです。
受験の日のお弁当ですから、おにぎりと言ってもカツどんで試験に勝つ!的なゲン担ぎは出来ないものかと思い調べてみました。
すると、ゲン担ぎになるおにぎりの具材がシンプルなもので身近にありました。
そう!いつものお弁当に持って行くおにぎりの具です。
受験の日のお弁当は、出来るだけいつものお弁当にすることで緊張も多少防げます。
おにぎりの具には、いつもの梅干しと昆布、焼き鮭です。
梅干しには、受験日ということで心身の疲労による免疫力の低下をアップしてくれるというのです。
昆布は、よろこぶ(よろこんぶ)ということで、縁起の良い食材です。
昆布にも、旨味成分が緊張した胃の働きを活発にしたり、心身をリラックスさせて免疫力をあげる成分が含まれているそうです。
鮭は、おにぎりの定番ですが実は、出世魚と言われる縁起魚なんですよ。
鮭には、試験中の頭の回転力や集中力をあげたり、イライラを防いでミスを予防する成分も含まれているそうです。
受験の日のお弁当は、いつもの梅干しと昆布、焼き鮭のおにぎりでゲン担ぎしていつも通りの力を発揮できるようにしてあげたいですね。
受験のお弁当にはサンドイッチ!
受験のお弁当には、サンドイッチも手で簡単に食べれるのでいいですね。
受験の日は、食欲が落ちる子供や食べ過ぎて眠くなるのを気にする子供もいるはずです。
そんな時は、おにぎり同様に手軽につまめるサンドイッチがいいですね。
我が家の子供も、受験の日のお弁当はサンドイッチでした。
特に、試験の日は緊張するのと、食べ過ぎで眠くなるので、出来ればお昼は食べたくないというのです。
でも、お昼を抜くのは頭の回転も低下するので避けたいのですが、食べたくない、食べれないと言われてしまうと何とか1口でもと食べて欲しくてサンドイッチを作りました。
サンドイッチは、具材を多く入れれば、おにぎりと違っておかずなしでも十分にお弁当として成り立つと思ったからです。
でも、我が家では消化の良いものということから、レタスやトマトなどの生野菜を入れるのは避けました。
シンプルに、ハムサンドと卵サンドだけにしました。
野菜が入ってなくても、食べないよりは一口でも食べれる方がいいと思ったからです。
もしも、野菜を入れたい場合は、茹でブロッコリーをサンドイッチの横に添えるなどします。
受験のお弁当のおかずに決まりはある?
受験のお弁当のおかずに決まりはないので、子供の好きなおかずを1品は入れてあげると、テンションが上がるようです。
とは言え、普段から大好きな揚げ物や生野菜は、受験による緊張から消化不良を起こしやすいので避けた方がいいです。
受験のお弁当のおかずには、火が良く通っている物がいいですね。
お肉は、脂身の少ないお肉の他に卵焼きもいいですね。
でも、本当に受験のお弁当におかずはいるのでしょうか?
意外にも、我が家同様に、おにぎりだけでいいとか、サンドイッチだけでいいと言うお子さんもいるようです。
親の気持ちとして、受験を応援する意味でも栄養バランスの良いお弁当を作ってあげたいものですが、子供にとっては、その気持ちだけでお腹いっぱいになってしまうようです。
わたしは、実際に子供にサンドイッチだけ、おにぎりだけ持たせた経験がありますが、それでも持たせただけ食べ切れずに残してきていました。
だから、受験のお弁当のおかずってそんなにたくさん詰めなくてもいいと思うのです。
おにぎりやサンドイッチをつまむ傍らで、ちょっとつまめる甘い卵焼き、肉団子が1個か2個、茹でブロッコリー1個くらいがちょうどよいように感じました。
もっと言えば、おにぎりとミックスベジタブルを入れた卵焼きだけでもいいと思います。
そんな、主食中心の我が家の受験の日のお弁当なのですが、唯一子供が喜んだものが、お弁当の他に暖かいお茶の入った水筒でした。
受験の日は、冬の時期で寒いので、温かいお茶で体も心も温まりホッとしたとのことでした。
受験の日のお弁当のおかずに決まりはありませんが、我が子の性格や体調と相談して一番食べやすい、お弁当を食べることがストレスにならないお弁当を持たせたいですね。
受験のゲン担ぎになるメニュー3品も下記のページで紹介していますので、良かったら読んでみて下さいね。
受験の日のお弁当は消化に良いものにするべき?のまとめ
受験の日のお弁当は、あらゆる状況を考えても消化の良いものにすべきですね。
特に、緊張しやすいとか、お昼中でも次のテストのおさらいはしたいとか、我が子の性格も考えたうえでお弁当を作ってあげた方がいいですね。
ただ、やはりお弁当を食べれば消化するために、胃や腸に血液が集まり眠くなったり集中できなくなります。
だから、消化の良いお弁当はもちろんですが、お腹がいっぱいになってしまっても眠くなるものなので、食べ過ぎにならない量のお弁当にするといいですね。
お弁当と言えば、当然おかずも入れるものですが、受験と言っても特別なお弁当だとかえって緊張させてしまうものです。
受験の日のお弁当といえど、いつもと同じもので揚げ物を避けて消化の良いおかずを少量入れるといいかもしれませんね。
もちろん、受験のお弁当におかずを絶対入れなければならないという決まりもないので、おにぎりやサンドイッチだけでも十分いいと思います。
または、おにぎりやサンドイッチとちょっとした少量のおかずだけでも良いのではないでしょうか。
お子さんと、相談して受験の日のお弁当のおかずや量を決めるのもいいと思いますよ。