ハロウィン起源の国は、北西ヨーロッパに位置するアイルランドです。
アイルランドのオエンナガット(ネコの洞窟の意)のほか一帯の遺跡群「ラスクロハン」は、サウィン祭の発祥地だったそうです。
ハロウィンの起源でもあるサウィン祭は、本当は生贄を捧げる怖い儀式だったそうです。
また、ジャック・オー・ランタンの火が地獄の火で悪さばかりしていたジャックが地獄の火を灯して、天国と地獄の間を彷徨い続けているというのも怖いお話ですね。
そこで、ハロウィン起源の国はどこ?ハロウィンの起源が怖い!?について紹介します。
また、ハロウィンの起源は日本ではいつから?についても紹介しています。
楽しいハロウィンの起源ですが、アイルランドの風習が実は怖いというのです。
それが、伝わるうちにハッピーハロウィンに変わって、悪霊から身を守るお祭りに変わったという事です。
ハロウィン起源の国はどこ?
ハロウィン起源の国は、北西ヨーロッパに位置するアイルランドです。
アイルランドのオエンナガット(ネコの洞窟の意)のほか一帯の遺跡群「ラスクロハン」は、サウィン祭の発祥地だったそうです。
ハロウィンの起源はここ、アイルランド「悪魔の洞窟」 https://t.co/TdCOqH3LTX アイルランドの何でもなさそうな野原に大きな塚がある。今は羊たちが自由に歩き回っているが、2000年前なら恐怖におののいていたかもしれない。近くのオエンナガット洞窟に住むケルトの悪魔に、いけにえとしてささげら…
— museumnews jp (@museumnews_jp) October 30, 2021
サウィン祭は、ケルト暦で1年の始まり、「夏の終わり」と「冬の始まり」にあたる10月31日の前夜祭と11月1日の祝祭です。
サウィン祭の日は、夏と冬の境目でこの世とあの世の境界が繋がって、死者の魂が家族の元に帰ってくる日だともされていました。
この際、死者の魂と一緒に悪霊もやってくると考えられていたため、悪霊を追い払うためのお祭りでもあったのです。
ハロウィンの起源が怖い!?
ハロウィンの起源でもあるサウィン祭は、本当は生贄を捧げる怖い儀式だったそうです。
サウィン祭は、秋の収穫を祝い悪霊を追い出すために行われた祭りと言われていますが、ケルト人が信仰するドルイド教では悪魔に生贄を捧げるという怖い儀式だったそうです。
ドルイド教には、人間や家畜などを生贄として捧げる文化があったとのこと。
ハロウィンと言えば、「トリックオアトリート」お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!と言って子ども達がお菓子を貰って歩く時の言葉ですが、ハロウィンの怖い起源なら別の意味になりますね。
「トリック」は、やっかいごと、悪巧み、悪行、たくらみ、策略を意味します。
「トリート」は、もてなし、おごり、ごちそう、特別な楽しみと言った意味があります。
ハロウィンの怖い起源で言ったら、「生贄を捧げないと悪いことが起こるぞ!」という意味になってしまいますね。
あ~~怖い!
そして、ハロウィンの風習は、アイルランド人が移民したことでアメリカに伝わり宗教的なものから独自の文化として、現在のハロウィンイベントに変わって行ったのだとか。
ジャック・オー・ランタンにまつわる怖い話
ジャック・オー・ランタンを持っているお化けは、悪さばかりしていたジャックで、今もカボチャのランタンに地獄の火を灯して、天国と地獄の間を彷徨い続けているという怖いお話です。
生前悪いことばかりしていたジャックは、ある日、地獄の悪魔に魂を取られそうになり、悪魔を騙し生き延び天命をまっとうしました。
しかし、悪いことをしてばかりだったジャックは、もちろん天国には行けず、地獄に堕ちることも出来ずに彷徨い続けていました。
ジャックが、手にもっているカボチャのランタンの中には、悪魔から分けてもらった地獄の火が燃えているのだとか。
ジャック・オー・ランタンは、カボチャをくり抜いて目と口と鼻を作り、中にキャンドルを灯したランタンです。
ジャックが、地獄の火を灯したのは落ちていたカブでした。
でも、ケルト人がアメリカへ移住するとカブはなじみがなく、カボチャが手に入りやすくランタンに加工しやすかったためにカボチャのランタンになったようです。
ハロウィンの起源は日本ではいつから?
ハロウィンの起源は日本では、1970年代のキディランド原宿店だといわれています。
その後、1990年代から2000年代にかけてハロウィンイベントが広まって行きました。
日本のハロウィンは、はじめは、消費を刺激するために生まれた「商業企画」だったのだとか。
最初のハロウィンは、1970年代に子ども向け玩具を製造・販売していたキデイランド原宿店がハロウィングッズを販売したそうです。
そして、初めてのハロウィンイベントのパレードが行われたのも、キデイランドが1983年に原宿表参道で行った「ハローハロウィーンパンプキンパレード」だといわれています。
その後、ハッピーハロウィンのイベントが行われたのは、1992年に東京都の二子玉川にあったナムコ・ワンダーエッグでした。(現在は閉園されています。)
1997年の10月31日には、東京ディズニーランドが「ディズニー・ハッピーハロウィーン」を開催し、園内に仮装した入園者を集めたそうです。
2002年からユニバーサルスタジオジャパンが、毎年ハリウッド・ハロウィーンイベントを開催しています。
現在の日本のハロウィンでは、悪霊から身を守るために仮装するのではなく、キャラクター(漫画、アニメ)や芸能人のコスプレをしてイベントを楽しむといった独自に進化したものになっています。
ハロウィン起源の国とは?のまとめ
ハロウィン起源の国とは、北西ヨーロッパに位置するアイルランドです。
アイルランドのオエンナガット(ネコの洞窟の意)のほか一帯の遺跡群「ラスクロハン」は、サウィン祭の発祥地で、本当は生贄を捧げる怖い儀式だったのだとか。
また、ジャック・オー・ランタンのお話も怖いと言われていますね。
ジャック・オー・ランタンは、悪さばかりしていたジャックが、魂を取れれないように悪魔を騙して生き延びたことで、天国にも地獄にも行けずあの世とこの世を彷徨い続けいるというお話です。
その、ジャックが真っ暗なあの世とこの世の堺を彷徨う灯に悪魔から地獄の火を分けてもらって、作ったタンタンが、ジャック・オー・ランタンでしたね。
ハロウィンの起源は日本では、1970年代のキディランド原宿店だといわれています。
そして、初めてのハロウィンイベントのパレードが行われたのも、1983年にキデイランドが原宿表参道で行ったものそうです。
現在の日本のハロウィンでは、身を守るために仮装するのではなく、キャラクターや芸能人のコスプレをしてイベントを楽しむといった独自に進化したものになっています。
最近では、スーパーでもハロウィンが近づくとオレンジ色のカボチャが売られるようになってきました。
カボチャは、ランタンに加工しやすいという事なので、子どもと一緒に手作りしてみるのもイベント感があっていいかもしれませんね。